さて枕崎への帰還ルートで現実的なのは、バスである。昨日バス路線の時刻表をもらったので、厳密な計画を立てることができた。１３０４までに鹿児島本線伊集院駅につければ、枕崎までバス一本で帰ってこれる。ルートは２通り、一つは海岸線に沿って野間岬経由。もう一つは内陸の国道経由。かなり悩んだが、ルート平面図の道の屈曲度合いから行って内陸を選択。距離は５０kmあるが、緩やかな登り、平坦な直線。大休憩入れて５時間で伊集院駅に着いた。
またもバスまで３０分の昼食時間、１３時４分にはバスが出るが、乗ったら１時間４０分枕崎まで食事ができない。また着いても食堂は皆閉まっている。
駅前の喫茶ってんに駆け込み、カツカレーを注文。マスターらしき女性と話す。東京世田谷生まれだと言う。偶然ですね、私も世田谷生まれです、とついマスクも忘れおしゃべりしてしまった。
１時間４０分は予想通りほとんど爆睡。今度は終点なのでゆっくり降りる。しかし運転手の忘れ物再度確認してくださいとの要請に席まで戻ったら、自転車のライトを忘れていた。自分の座っていた席（仕事）を見返すこと、は社会人の間ずっとできなかったことだ。中途半端に置き土産してすまん。櫻さん。
枕崎に到着して、伊集院に帰るだけなのだが、やむを得ず内陸ルートを選んだだけに、公開があり、伊集院まで海沿い、野間岬経由を選んだ。
自転車で行かなくて良かった。行っていれば野間岬以前にリタイヤしていたろう。海岸線の漁港から絶壁に沿って上昇。更に次の漁港に行くために急降下。ハイライトの野間岬灯台は、挑戦したが最後は軽トラじゃないと入れない両側草ぼうぼうの砂利道。何よりすれ違うところがないので、断念。伊集院に行く途中日没になり、道の駅を見つけたので、ここで宿泊。明日からは鹿児島本線沿線なので、それなりに帰る道は多くなる。ただし左足の腱が再発。どうなることやら。
