ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

29日目八代から熊本

八代市はのどかなところだ。しかし熊本にも近く、電車で40分くらい、ダイヤも1時間に2本くらいある。約20年前になるが、神戸の震災の仕事で西明石に住んでいたことがある。勤務先の神戸まで快速で20分。10分ごとに電車に乗れた。西明石から西へ行くと極端に本数が減り、1時間に1本の時間帯もあった。いまや八代は通勤圏であり(東京人の感覚からすればの話)実際高校生以外にも昼間利用している人は多く、2両編成の列車の席はほぼ埋まっていた。
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私の意見は大赤字で鉄道を維持するよりも地域活性化
つながる拠点、地元の人々が困らない代替交通手段を整備すべきと思うが。ノスタルジイを主眼では地域社会の維持は難しいと思う。

途中宇土市を通過。うとと読む。会社に宇土さんという名前の人がいて、気になった。宇土まんじゅうとはどんなものか実物を見てみたかった。
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午後は雨の予定だったが、さいわいパラパラと降る程度で濡れるまで行かない。ついに熊本市に突入。実に55年ぶりである。平地が続くので予想より早く熊本駅に着いた。

途中の宇城町だったか、昼の時報が「あんたがたどこさ」で始まる手まり歌を聞いて、小学生時代を思い出した。

 

あんたがたどこさ、肥後さ、肥後どこさ、熊本さ

熊本どこさ、船場さ、船場山にはたぬきがおってさ、煮てさ、焼いてさ、食ってさ

それを木の葉でちょいと隠し。

 

思春期直前で「ちょいと隠し」の部分で好きなあの子がスカートの下にドッジボールをしまう瞬間がドキリとし、見て見ぬ振りをした。

その船場山は諸説あるが、熊本駅近くに船場橋という市電停留所があって、そこが発祥の地ともされている。旅行ガイドによると、この停留所に電車が近づくと、あんたがたどこさのメロディが流れるよとあったが、特に聞こえなかった。
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明日行く熊本城の駐車場を確認し、駅に戻り自転車を置いて八代行普通列車に乗る。八代から先の肥薩線はいまだに復旧していない。

車で熊本に戻る途中、枕に使ったかカバンの中で割れて画面がダメになったAndroidタブレットをコジマ電気で購入。データ移行して、夜になった。明日木曜金曜土曜は熊本市停滞。55年前の思い出の地、阿蘇高千穂にも行っておきたい。友人にも会う予定。そのため自転車は3日感間お休み。ただしblogは続けるよ。