自転車をいじる。
後ろ変速機の清掃。外してみるとかなり年季が入っている。
転倒して傷つけたり、またまた転倒して傷つけたりして8年。傷は経験の証だが、泥と油が固まってこびりついている。油を溶かし、乳化して水で流す。
可動部に注油してふき取る。写真では見えにくいが、かなり回復した。
ヘッド部（ハンドルの根元の回転部）にガタが来ていたので、調整し締め直し。
最後に変速ケーブルとブレーキケーブルの交換。ワイヤーの内外をともに交換するには、バーテープを取ってその中を這わせているワイヤーの外側を抜かなければならない。で、はがした。
半分はがしたところで、マニュアルを再確認する。世界最大の自転車部品メーカーになったシマノは、現行モデルならすべての自社部品についてディーラー用の組み立てマニュアルが公開されている。第２位になり下がったイタリアのカンパニョーロは「そんなん公開したら、勝手にユーザーがいじってこっちの責任になりかねん」とおもったのか、又は単に面倒くさいのか、マニュアルは公開されていない。もちろん製品を買ったら使用法はついてくる（と思う）が、きめ細かいけどうるさいシマノ。孤高のカンパというところか。
再確認をすると（最初に組んだ時は見ていたが）正規の組み方では部品が足りないことが判った。（なぜ作業前にマニュアル見ないのかねぇ。）ケーブルの末端につけるキャップが４種類ほどあって、いくつか不足している。似たような部品は４０年もサイクリングしているので、多数あるが、今回は次の旅行もあるし、またケーブル切れなどは経験したくないので、ショップで入手してからにしよう。バーテープもそのあとだ。夕食を食って寝る。
