ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

女子との絆を

断ち切り、工作に邁進することにする。

女性に対して時々、勝手にオーバーヒートして思い込みが激しくなる。相手の気持ちや立場など一切見えなくなる。孫がいないせいか、ジーサンとしての自覚が足りん。好々爺になろう。

手始めは旅に出るために変速ケーブルをどうにかせねば。

ケーブルの引きの抵抗はほぼ出入口のすり合わせ部分で決まる。部品を1個失くしたことによりこの出入口を自作せざるを得なくなった。アルミの部品を削り、装着断面の角度に合わせるのが加工1、ケーブルの受け口に合うキャップの口径に合わせて穴を広げるのが加工2、である。いずれも精度を要する加工で、時間がかかる。幸い元の部品がアルミなので、比較的削りやすい。

加工1 万力で固定し、グラインダー(の代替として電動ドリルにつけた回転砥石)と棒やすりで削ってゆく。簡単ではない。下手に削りすぎると内部の穴に開通して強度を保てなくなる。変速ワイヤーには変速機についているバネからシフトアップのために強力な張力がかかるため、強度をおろそかにすると、破断、強いては変速不能になってしまう。


加工2 ケーブルを支えているワイヤーのキャップ外側が受け側部品とコンマ数ミリ合わず、入らない。慎重にキャップを削る。

以上でやっと後ろ変速機のケーブル配置ができるようになった。変速できるか調整。本来なら後ろ変速機の取り付け部を車輪と正確に平行にしなければならないが、これはプロ用工具でないと無理。何回も転倒して曲がっているはずだが、見た目にはわからないし、素人が万力等で直そうとすると、下手すれば標準価格で18万円のカーボンフレームがお釈迦なので、手を付けない。10年後くらいには電動アシスト付きディスクブレーキ仕様にするまで待とう。それまでにはバッテリーの能力も上がってもっと軽いアシスト自転車が出来ているだろう。

ディスクブレーキは小学校の頃の派手なウインカーを付けた通学車にもあったが、今は油圧ディスク、変速も同じレバーで可能、おまけに変速機にモーターが組み込まれ、変速ワイヤーがない。しかも変速機への指示は無線なんていう時代である。左右の変速レバーから変速機への指示はアプリで自由に変えられ、前後同時に一本のレバーで変速できる。それがどうしたとか言われそうだが。

さすがに微妙なコントロール性を要求され、安全性を重視しブレーキは電動にはなっていない(油圧なのでワイヤーではなく油の入ったチューブに変わったが)が、いつかはスポーツ車はスイッチとコントローラーだけになって、今の車のように電源がないと乗れないようになるかもしれない。

変速ケーブルを交換する前にチェーンをつなぐ。

最近のチェーンは外したピンは使い捨てにすることになっている。俺は昔の間隔でもったいなくてピンを戻していたが、長距離を走る予定なので、指定に従い、ピンは抜き、代わりの新品のピンを差し込む。

久しぶり(多分5年ぶり位)にチェーンをつないだので、ピンを斜めに差し込み、1個ダメにした。

さてチェーンもつき、前変速ケーブルをフレームに通し、後ろ変速ケーブルを。

あれ、ケーブルを押さえるプラスチックの蓋がない。外した記憶もないし、よほど引っ張らないと外れない仕様になっている。ひょっとして以前から、又は鹿児島でケーブル交換の際に失くしたか?元からつけていないなら、最初に自転車を組んだ時からなかったのだ。確かに鹿児島でワイヤーが切れた時、この部分のパイプが破れていた。それもワイヤー破断の原因かも。

もう今日はやる気が失せ、スーパーが新装開店特売なので買い物に行く。チラシで印をつけ、目玉商品を狙う。だんだん主夫らしくなってきた。

夕食。

残り物ライスと餃子。大谷がホームランで2点差にしたのに、9回に3点取られて逆転負け。ポストシーズン絶望的。楽しみはオールスターのみ。

明日はとりあえずケーブルの配線を終わらせ、部品は通販で出発までに取り寄せよう。¥97の部品に送料¥400かかるのが癪だなぁ。DIYの苦労は自転車にも及ぶ。