今日は雨だが、車で移動のみなので楽勝。むしろ涼しい。
東北道山形回りで行く予定だったが、地図を見ているうちに昔の箇所に行きたくなった。関越で西へ。9時半に出て11時には寄居PA、早すぎる。最近昼夜が逆転していて眠くなった。助手席をベッドにして横になる。目覚ましをかけなかったら、午後1時になっていた。水上で昼食を予定していたが、遅くなりすぎるのでPAで昼食、肉肉しい写真のラーメンを頼むと、本当に肉ばかり、おまけにラーメンが入っていた。
雨降る中を水上へ。国道に下りて谷川岳を目指す。もちろん雲の中で見えないのはわかっているが、目的はマチガ沢。45年前に雪上訓練で来た。沢に残った雪の斜面で滑落した場合の停止方法を学ぶ。眼上には一の倉沢を含む谷川だけの岸壁がそそり立つ。横山岳夫「クライマーズハイ」の冒頭の舞台だ。だがgoooleもカーナビも途中で徒歩となる。予想通り一般車通行止めとなっていた。いつかは行きたい。
通行止めの手前にある土合駅に行く。
上越新幹線のない時代、谷川岳に行く登山者はみな夜行の上越線長岡行きに乗り、この駅で下りて朝まで駅の構内で仮眠し、早朝出発する。有名なのは下り線だけにあるホームから改札までの階段。トンネル内のホームから改札まで486段ある。山に登る以前にこの階段がきつかった。
ようやく登り切り、改札前で寝袋を広げうつらうつらしながら出発に備えた。
谷川岳の岩壁では45年前でも600人以上が命を落としている。昭和の時代には、遺体を回収できずライフルでザイルを切って回収したこともある。今はそんなに増えていないのだろうが、600人以上の遭難者の氏名を刻んだ慰霊碑の名はまだ増え続けているのだろうか。冬の山中でテント泊したときはちょっと怖かった。
新潟県へ関越トンネルを行くのも芸がないので、三国峠越えをする。50年前より道が良くなったか、車が良くなったか、トラックが高速を行くのですいているからか、呆気なく超える。5時で道の駅は閉店するので、東京からまだ180kmだが苗場のすぐ北にある道の駅みつまたで宿泊準備。
食って寝るとしても早すぎるので、道の駅の向かいの温泉へ。
まったりし、昼飯がまだ消化できないので、ブログを書いて飲んで就寝とする。
明日は加茂水族館まで300km位。寝坊しなければ夕方には象潟道の駅まで行けそうだ。