朝から良く晴れ、今日一日も暑くなるだろう。
ライドの会場に行き、受付をする。俺はショートコース。６５ｋｍである。昨日７７km走ってリハビリ完了したので、大丈夫かと。
アップダウンが多い。６％下って６％登りなど。海に出て平らになり、第一エイドステーション。ここまで１８ｋｍ。まだまだこれからである。
ちなみにここまでにもう２回パンクしている。メカニックが同行しているので、速やかに直してくれた。どうも今までの九州を含め多数パンクしたのは、リムテープが原因らしい。リムテープとはスポークを留めているネジの外側、つまりチューブ側に巻くテープで、これが適切でないと、スポークを通している穴にチューブが擦れて良くパンクするとのこと。九州出発前に交換したリムテープの幅が狭く、穴が見えていた。メカニックは応急処置としてビニールテープをぐるぐる巻いて対処。その後パンク無し。知恵と経験だなあ。
さて後半ハイライト。男鹿半島西岸のアップダウンである。
なまはげ像も凄いのだが、背後に見える坂がもっと凄い。８から１０％の坂が延々続く。尾根を越え、少し平らになったと思ったら、また延々と続く。ショートコース最後尾のサポートライダーと一緒に登る。５分上っては休むの繰り返し。
あと２０ｋｍ位だ。でもアキレス腱が悲鳴を上げはじめた。残念ながら無理をすると断裂の危険もあると脅されて来たので、こんなところで入院するわけには行かない。あきらめた。男鹿半島は逃げていかない。彼女達は逃げるが。
リタイアの申告をし、回収車で次のエイドへ。他のリタイアした人を回収するため待ちになり、エイドでババヘラアイスを戴く。秋田の街道沿いで売られているヘラでバラのように盛るアイスだ。写真ではすぐ溶けてしまっている。
３０℃近くある中、みな良く完走したものだ。
移送されたゴールで完走証（でなく記念品）をもらっていたら、９才の女の子が６５kmを完走し、ゴールした。凄い。俺の歳の７分の１以下だ。
足もヘロヘロ体もヘロヘロだったので、近くにある温泉に飛び込み、今後を考える。疲れて頭が回らない。元からだが。
とりあえず走っているときに見た綺麗な海岸で一泊し、明日のことは明日考えようとなった。日没まで爆睡。時々写真がアップロードできないが、しばらく待つとできないことはない。トイレは使えるが照明が点かない。和式しかないのが玉にきず。
ちなみにこの海岸は鵜ノ崎海岸っていうのす。（秋田弁）
牛山君、牛島から鵜ノ崎行って運が尽き。お粗末。
