ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

11日目 鰺ヶ沢から青森(車)続いて野辺地

津軽半島は今回パスする。左のアキレス腱に加え、右腕の腱鞘炎もひどい中で、キャンピングで竜飛崎を目指すのは苦しい。十三湖までは平坦だが、帰ってくる津軽鉄道が復旧していない。すると3日かけてキャンピング装備で津軽半島を超え、東側のJR三厩まで行かなければならない。体調が戻るとともに、電動アシストの助けを借りられる時まで取っておくことにする。鰺ヶ沢から青森寄り10km程度の道の駅で宿泊した。どうせ青森駅付近にホテルを予約したので、そこまで気楽にドライブとする。

りんごが道路脇にたわわに実っている。青森だなあ。

台風の接近で雲の中と思ったら、岩木山ははっきり見えていた。

青森市から常に見える独立峰だが、意外と簡単に登れる。8年ほど前だったか、車で行くと有料道路があり、山頂近くまで行ける。しかしその有料道路は100個近いヘアピンカーブを上っていくのである。道路の終点からリフトが動いていてさらに上へ運んでくれる。リフトを下りたら、後は徒歩である。30分位で山頂である。この徒歩ルートはくせ者。傾斜がきつく、スニーカーで行っても岩に手を着かないと上れないほどの傾斜である。頂上からは津軽半島下北半島八甲田山等が一望できる。

青森駅まで高速で飛ばし、1時間半ほどで着く。

何のイベントだか、ちょうど祭の行列が通りすぎて行った。

輪行の準備を持って青森駅から東へ。津軽半島へは又の機会に取っておく。今10時半、野辺地までは約45km。3時間もあれば着くだろう。

主要国道4号線を避け、海沿いを進む。夏泊半島にかかって坂が多くなってきたと思ったら、1時間ほどで浅虫温泉に着いた。

以前夏泊半島一周ライドに参加した時は、半島を北に行くときは猛烈な北風、帰りで南に向かうと強烈な南風と雨でへとへとになった事がある。そういうわけで下北半島津軽半島の間にある地図で見ると小さいが意外と大きな半島は沿岸をクリアしているので、半島は根本を横断のみにする。半島の根本はたいてい坂が大変だろうなと思っていたら、意外と6%位が500m程度あっただけで、呆気なく乗り越えた。後は平地と緩やかな下り。ただ4号線は路肩に舗装のひび割れが多く、右手首の腱鞘炎がに響く。幸い敬老の3連休の中日で大型トラックが少ないため、車線の真ん中を走る。乗用車は地元ナンバーばかり、観光客は浅虫温泉以外は八戸へ高速道路で行ってしまうのだろう。

右手は痛いが快適に飛ばし、2時半には野辺地着。帰りの青い森鉄道は1時間後なので余裕で分解、輪行できる体制を整えた。

結構大きい町なのに、駅前に面している店は全部閉店。車社会だな、駅前の無料駐車場だけは大きかった。

青い森鉄道で40分、青森駅へ到着。台風に備え、今日は豪華に駅前ホテル温泉つきである。しかも2日前予約なので、キャンセルが出たのか、朝食バイキング付きで5千円。自転車を組んでから車に収納し、温泉でまったり。立体駐車場、日帰り温泉、ホテルの一体経営なので、全てに相互に割引が効く。当たりだった。夕食も温泉付属で兼朝食会場のレストランで。創作料理らしいが、りんごとホタテのかき揚げをいただく。塩をまぶすと意外と美味しい。

さて明日の天気は微妙である。九州の台風被害はテレビで何度もやるが、東北はどうなるかあまり情報がない。強風らしいので、もう一泊ホテルか。