ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

13日目 八戸からうげっ!

ホテルで爆睡している間に台風14号は気仙沼を通りすぎ、雨も朝には止んでいた。どうせ路面がびしょびしょなのだろうと、10時ぎりぎりにチェックアウトし、本八戸駅に向かう。しかし時間駐車場が見当たらず、あっても上限がない。沿岸走破としてはここからでなく、もっと海に近い駅からスタートできれば良い。いろいろ探して陸奥湊という駅の近くに車を置いてスタートすることにする。狭い商店街なのだが、なぜか行列が。

どうもこのみなと食堂はネットで有名で、好評価。どうせスタート遅かったし、たまには高評価の店も行ってみるかと並ぶ。平日の昼の1時過ぎなのに、なんと40分かかった。もっとも入店できるようになったら携帯で呼出しが来るシステムだったので、車で待っていたが。

噂の平目漬け丼とせんべい汁のセットで¥1400。

丼一面の平目はありがたいが、マグロの漬け丼の方が好きだな。せんべい汁は八戸だから一応セットにしたが、薄味でありがたいものではなかった。

約1時間食事で浪費したので、久慈まで行くのは無理。帰りの電車は13時の後は17時。少し手前の沿岸の駅で帰着する事にする。駅名は有家。うげと読む。北海道の増毛と同じで「げ」が「毛」だったら薄毛の人に人気が出たかも。俺は「うげっ」という語感が気に入ってここを目標にした。

陸奥湊から間もなく蕪神社がある。全焼して震災後再建された小高い丘の神社だ。

あまり時間がないので、参拝はせず、先を急ぐ。

台風の余波で白波は結構立つ。曇りで涼しいし、風も北からの追い風だ。

陸中の主要国道45号線と平行に県道が走っていてこちらは交通量が極端に少ない。多少アップダウンはあるものの、すぐ下りが現れ、走りやすい。

あまちゃんの高校時代の憧れ、種市君の元となった種市海岸を走る。なぜかここは芝生が覆っているのだ。

 

途中階上町では巨樹の町ということで、また巨樹に寄りたかったが、かなり山へ上らないといけないんで、パス。岩手県に入る。

有家まであと12km。しかし、時間が迫っている。乗り遅れたら2時間待ちだ。2時間後なら久慈に着くが、真っ暗な国道を走るのは怖い。結局一駅手前の陸中八木で今日は終了。自転車を置いて列車で帰る事にする。日没間近で、日没したら沿線は真っ暗。ワンマンカーで整理券を取り忘れ、次の駅で取ったが、乗降客が少ないので運転手にはバレていた。キセル失敗。

車で道の駅階上まで行き、宿泊。明日は久慈を過ぎ、宮古を目指すが、そこまでは無理だな。距離もそうだが、だんだん高低差が大きくなるし。