ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

ベッド3.2

ちょっとだけ進捗。

頭側(車両後部)の板との接続箇所を調整して、全体の高さを確認することに。

全部外して作業台に固定、着脱可の蝶番を移動させ今回作った足側の板の中央から左右均等に接続できるよう付け替え、全体で身長より長く接続したベッド形態になった。

車内に設置してみて水平度を確認してみる。

頭側を約3.5cm高くすると、水平に近くなることが判った。理想的には頭側をあと3cm高くすれば高さは完全に水平になるが、起き上がった時に天井に頭がぶつかる。もうこの位でも十分ベッドとして機能するので、これで高さを決め、頭側を固定することにする。決めたら夕食の時間となった。ここまで1時間程度。なぜ遅くなったかと言うと昨日イベントがあったからである。

昨日アップした集合写真の右端に写っていたI君が亡くなり、昨日夕方通夜に行った。高校の友人である。常に一緒に行動していたわけではないが、共用の部室で常に顔を合わせていら。優しく、時には鋭い目で常に気になる存在だった。

通夜がお開きになり、解散しようとすると、一人の友人(T君、昨日の白黒写真の左側)が、俺今日家に帰れないと言い出した。全く朝からわかっていた事なのに今頃言い出すとは、彼らしい。皆躊躇する中、自分の家が4部屋あるが今は2人で済んでいることを思い出し、彼の引き取りを決める。もう一人の自宅近くの友人O君に車で送ってもらい、自宅へ。同居の息子に伝えて居間を開けさせ、布団を敷く。この友人とは考えてみると高校時代を通じても1対1で話す機会はなかった。話題も豊富で、多岐にわたり聞いても飽きることがない。結局深夜まで話し込み、翌日俺が送ることになった。

本来なら練馬美術館に行き、マネ展を見たかったが月曜のため休み、彼の施設(神経系の病気と家庭の事情で入っている)の近く、高校時代の彼の美術部の先輩が設計した世田谷美術館を外側から眺めることにした。

世田谷区砧公園の中にある美術館はクラシックな佇まいで落ち着きのある外観だった。

俺の母校農大正門前のロイヤルホストで食事を御馳走する。

自律神経失調、DV、自己破産も経験し、それでも復調を目指し、かなり回復しているからすごい。美大を卒業しているのはもちろんだが、絵がうまく高校時代は「巨匠」と呼ばれていた。今もデジタル上で数々の作品をアップし続けている。俳句も秀逸だ。話はデジタルから友人たち、自分の身の上まで多岐にわたって飽きることがなかった。

世田谷の施設まで送って行き、別れた。また元気で会おう。

そんなわけで帰宅したのが今日の午後3時ころとなり、工作開始が遅くなった。とても楽しかったから、良しである。

明日はベッドの高さを調整してひと段落。腕も心なしか少し回復。月末までには何とかならんものか。