と言っても腕の治療に他の選択肢へ行くことだ。ネットで腱鞘炎を検索し、西日暮里のカイロプラクティクに行く。西日暮里を北口から出ると、夜賑やかそうな風景だ。
狭い通りを時間制ホテルや〇〇分〇〇円などの店がひしめいている。西側には東大進学率で有名な進学校、開成学園があるのだが、そことは全く違う街並みだ。
ネットを頼りにクリニックの場所にたどり着く。マンションの鉄扉にシールが貼ってあるだけの質素な造り。何かエロエロ系の秘密マッサージ店のようで、入るのがためらわれる。インターホンを押すと白衣の女性が出迎え。施術室は仕切り一つの小さな部屋。俺はカイロ初めてなので、詳しい説明を受ける。要点は血やリンパなどの巡りが悪いことにより、色々な部位(腕や指先や踵など)に悪い影響が出て、根本的に直すには長くかかるが血流を直すことが根治の早道であるとのこと。カイロというとパキパキ関節をいじられ通しというイメージがあったが、ゆっくりマッサージから始まった、最後はクビパキもあったが、恐れていた激しい治療ではなかった。1時間施術し、来週の予約をする。彼女は姿勢がとても良くなったというが、俺はまだよくわからない。
丁度1時。焼き鳥屋や餃子屋など安めの食堂が並んでいる。ロースかつ定食¥600で昼食。肉は薄いが、値段相応。脂身もそれほど多くなく、柔らか仕立て。
今後の経過は緩やかと念を押されたが、少なくとも快方へのステップを説明されたことで希望が持てた。長い付き合いになりそうだが、通うのがちょっと遠いな。
キーボード清掃に着手。まずY字型ネジ頭のドライバーを自作しなければ始まらない。手持ちの鉄板を120度に曲げてやすりで尖らせ、ドライバーの2辺を作る。
Y字型の作成はとても無理なので、V字型で何とか回せないか、削る角度を変えながら試行錯誤、少し回るネジもあったので、木の取っ手もつけて圧力をかけながら回す。頭をなめたネジを押し付けながら無理やり回す要領だ。
何とか19個の木ネジを外し、キーボードが二つに分解できた。
キーの固着は各キーボタンとそれを支える板の摩擦が汚れによって大きくなっているのが原因と思うので、キーボードを支える板を洗うことにする。結果は明日洗ってみてからだ。