ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

広島へ自転車持って5

船に乗っている間に夕食の店の目星はつけていた。意外と都会で店は多くある。先に自転車をホテルに置かなければ。呉のホテルのように駅に停めろとか言うと面倒臭い。だがなんと予約したホテルは1階ロビーの隣にレンタサイクルが置いてある。これは大丈夫だろうと一晩駐輪をお願いしたら、あっさりOK。朝の自転車分解もロビーの脇で可とのこと。

やはりしまなみ海道に近い町だ。古そうなホテルだが駅に面しているし、柔軟な対応ににっこりする。呉とは大違いだ。新しいホテルは内外装が綺麗だが、マニュアル通りの対応しかできないので、そこは割り切って使うしかない。

全国旅行支援のクーポンはもちろんだがラッキーなことに広島の地酒クーポン¥2000分も頂いた。

空港でも買えるが、時間のある時に使わないと何が起こるか不安なので、駅の売店で酒その他を仕入れ、自宅へ発送する。酒は重いので、自転車旅では持ちたくないから。

準備は整ったので、夕食に出る。徒歩圏内なので歩いて狙っていた店を目指す。ところが第1大2候補は満員。第3以降はクーポンが使えない。結局ホテルの隣に戻って焼き肉屋らしきところに入る。

嬉しいことに1時間¥600で飲み放題。しかもハイボールはボトル氷炭酸を自分でブレンドする方式。店員に頼むことなく、通常の2倍の濃さで勝手にグイグイいける。


つまみはもちろん生ガキと焼きガキ。エビとニンニクも焼いて満足。出色は三原名物のタコ。弾力があって厚みがあっても柔らかく、味も輸入物とは違い噛めば噛むほど味が出る。駅の真正面なので観光客相手にボるかと思ったが、意外とリーズナブル。¥4000で腹いっぱい酒いっぱい。しかも隣が宿。クーポン速攻で消化。

翌朝は時間に余裕があるので別注の朝食を注文していた。和食洋食のほかにフレンチトーストという珍しい選択肢があったので、それを。小さいころ風邪を引くと母が作ってくれていたのを思い出す。出てきてびっくり。厚手のトーストにたっぷりの卵とバター。スクランブルがないのが寂しいが、フレンチの中にはたっぷり卵。昨日の気ぜわしいバイキングとは打って変わってゆったり食した。

空港へのリムジンバスは向かいの駅から10:15なので、余裕でホテル内で自転車を分解。親切に感謝してチェックアウト。ホテル名のヤッサは三原の伝統の踊りだそうである。

港が駅の目の前でタコが名産なのだ。

リムジンバス着は11:00だが、難点は三原からのバスの便が少なく予約の航空便が13:10発で待ちが長い。

手荷物を預けようとすると、自分の便が×印になっている。どうやら金沢小松空港から来る予定のその飛行機は積雪のため1時間遅れるとのこと。3時間待ちかよとガックリしていると、前の便に無料で振り替えますとの申し出。やった!その便は予約時点で¥10000高いので選ばなかったのだ、ラッキー。急いで昼食を取らねば。

空港では広島焼きと決めていたのでお好み焼き屋へ。しかし手荷物検査最終通過まであと20分。店での焼き上がり時間を聞くと15分。アツアツの広島焼きを5分で食えと?無理。残念ながら次回に持ち越し、広島ラーメンにする。

醤油とんこつはまあまあの味。でも昨日のように食いそびれなくて助かった。

羽田に着くと5分で池袋行きのリムジンバスがあるという。浜松町と池袋の構内を自転車担いで歩くのがちょっと億劫になったので、バスで池袋西口へ。降り場から5分で東武線に乗れた。早い便だったのでラッシュにも会わず、ガラガラの電車で朝霞まで、朝霞駅で組んで自宅まで。16:00には帰着。

こんなにお土産(自分用も含め)買ったのは久しぶりだ。酒は息子に、もみじ饅頭は娘に。あとは自分のつまみと友人に。

ちなみに瓶に入っているのはウイスキーマーマレード

最後にシースピカのコース図を。

総括

時間的には余裕のない綱渡りの旅だったが、友人の招待に応えたし、クーポンも目いっぱい使って色々買い物もでき、俺としては珍しく美味しいものも味わえた。何よりも瀬戸内の美しい海と夕日が印象的だった。

また中国地方は通しで行きたい。未走のとびしま海道、2回目だったが、まだまだしまなみ海道も魅力的、明石~下関は未経験だ。いつになるかな。