をする。来週は寒波と荒天が続きそうなので、晴れている間に済ませよう。
自転車の全体洗車と駆動系の清掃だ。
まずは整備スタンドにセットする。これに乗せればかがんでいなくて良いので楽だ。
泡洗浄のスプレーを吹きかけ、フレームを洗う。洗っても落ちないのは傷だ。もう8年くらい酷使しているので、傷は仕方ないが、白色のフレームは汚れが目立つなあ。
水洗いが終わったら、駆動系の洗浄だ。
そこで先日届いた用品の出番。
商品名をチェーンピッグと言う。別に豚である必要は全然ないが、洗浄ブラシの配置が上下に交互にあるため、豚のような形状になっている。目の黒い所がボタンで、ここを押すと、上下に分かれてチェーンに挟み込んでセットするようにできている。各社チェーンクリーナーは販売しているが、これの秀逸なところは洗浄機本体を手で押さえていなくてもフック(豚のしっぽ)で固定され、洗浄中に片手でチェーンを回せること。洗浄液を本体に入れ、クランクをグルグル回すとブラシがそれにつれ回転してチェーンを洗ってくれる。
大昔の時代はチェーン洗浄なら一度チェーンを外して石油で洗う方法がメインだった。今は変速段数が11段と多くなり、チェーンの厚さが薄く、留めているピンが使い捨てになっているので、いちいち外すことが面倒になった。なのでチェーンを付けたままギヤを回転させて清掃するのである。
洗浄液で30回、さらにすすぎの水で60回ほどクランクを回す。すると新品のように輝く。
買い物用のマウンテンバイクもついでに。
洗浄前
洗浄後。チェーンだけが銀色に輝いた。
後ギヤの方もブラシに洗浄液をつけて磨く。
ギヤも新品のように輝いた。
綺麗に見えるのは二次的効果で、本来はチェーンの中に潜り込んでいる砂や泥を出し、潤滑を良くするのが目的である。実際洗浄後はクランクを回すのが軽くなった。自動車ならばオイル交換は定期的にやる人が多いが、自転車はやらない人が多い。自転車の方が走行抵抗を減らすには効果的なのだが。自転車は洗車などしなくても、チェーン、ブレーキだけはメンテをした方が安全、快適なのだ。
水が乾いたら、注油をして終了。明日からまた天気が下り坂だ。水道管が凍らないことを祈る。