寄り道を2件ばかり。

昨晩泊まったのは東横イン網走駅前。なるほどロビーから駅が目の前。

大手ビジネスなので俺にとっては高額だが普通に快適。9階建てにしてはエレベータが1基で待ちが多いのとコインランドリーが2台で集中時間帯は待ち多数なのが玉に瑕だが、ぜいたくは言わぬ。
当たり前のように無料朝食。20分前には並び、渋滞を避ける。

ホテル朝食で大好物のスクランブルエッグがトロトロでないのは許されない。なんて贅沢は言わない。
昨晩ルートを再検討。網走から直通で女満別空港へ向かうと約20㎞。羽田行きは午後3時だからどんなにゆっくり走っても午前中には着いてしまい、時間が余りすぎる。
網走から北の沿岸ルートは能取岬がある。ここを走っておき、今後サロマ湖へ向かうルートを短縮しておこうと考えた。大した距離はなく、このルートでも55㎞である。ただし安全を見込んでいつもより1時間早く7:30に出発。
網走市街を抜けると早速の坂だ。

10%はある。充電満タンなのでフルアシストで登り切る。登った後も岬の東岸は先端まで森の中をゆるやかな登りが続く。車が少ない(10分に1台程度)のでようやく熊鈴の出番、ハンドルに引っかけ指で揺らしながら進む。

岬への分岐から下ると、すぐ灯台が見えてくる。

能取(のとろ)岬到着。草原の中だ。青森の尻屋崎と同様、放牧もされているらしい。ただし、ここは馬ではなく牛だ。


「願いを叶える鐘」と「ホタテ貝の絵馬」。信じる者は救われる。
知床連山が良く見えるのだが、カメラではよく写らない。2日遅かったら知床峠は羅臼岳を目前に絶景だったろう。

周回道路に戻り、トンネルを抜けしばらく行くと、能取湖。デカい。

汽水湖なので、正確には湾だが、走ってきた半島の幅ぐらいある。よく知らないが海に接する岸を渡れるよう工事しているのかも知れない。野付半島は無理だが、ここやサロマ湖なら名物になりそうだ。ただし陸側対岸の施設は通過され、反対だろうが。

能取湖沿いを南下して網走へ戻る。暑いので木が茂ったところはありがたい。
国道まで戻ったら自転車道があった。国道は交通量が多いので助かる。古そうだがよく整備されていた。

サロマ湖まで続くこの道は20㎞。約20年前に整備されたそうだ。眺めはそんなに良くないのと休憩所地点の案内が明確でないので走る人は注意。でも国道の混雑を避けられ、夏は木陰で涼しい。

網走市へは戻らず、国道を女満別へ。ただしもう1か所寄りたいところがあるので、網走刑務所博物館方面へ左折、山道を登る。

途中の大観山からは知床連山が一望。でもここが目的ではない。
尾根のアップダウンを繰り返し、たどり着いたのがここ。



我が母校、東京農業大学系列のオホーツク校である。辺鄙なところとは聞いていたが、本当に山の中であった。

学生寮もなさそうだし、学生用駐車場は第6まであって500台くらい停められる。免許を取るまでは網走市街からバスで通うのか。
東農大オホーツクは日本ハムファイターズに選手を多く出している。東京では付属校で優秀な高校生は野球の強い他の大学に行ってしまうのだが。グラウンドはどこだかわからず、周りは農園ばかり。
山道を行ったので、そろそろバッテリー切れ。国道に戻り交換すると、あれ?残量が戻らない。考えてみると昨晩1個だけ充電し、2個目を忘れていた。
暑さの中、アシストなしで坂を登り切り、11㎞でなんとか女満別空港へ到着。平野で途中の坂が少なくて助かった。


空港のサイクルステーションでバッテリーを外し、分解。
リヤバッグへバッテリーを詰め込み、空港内のセブンイレブンから発送。空港にコンビニがあるとこれができるので便利。

5分で分解袋詰め完了。折り畳み輪行仕様は走り終え疲れているとき助かる。

行きと同じ装備でフロントバッグ、ヘルメットを含め荷物預かりへ。

行きと同じ装備なのになぜだか3㎏オーバー。行きの羽田では17.9㎏と表示が出ていたのに不思議、5㎏も差があるはずがないのだが原因不明、荷物台への載せ方の差か?行きのANAと帰りのJALの計器の差?まあいいや、超過料金¥880を支払って身軽になった。
この自転車は標準装備で19.2㎏。バッテリーを外し、オプションキャリアと自作キャスター装着、ハンドルをフラットバーからブルホーンに交換、ヘルメットとフロントバッグを詰め込んだから、標準より重いのでおそらくJALが正解ではないだろうか?
酒持込でいい加減疲れたので、飛行中は爆睡。飲み物を貰い損ねたが、アテンダントが覚えてくれていて、あとでジュースをサービス。中央3席の隣の夫婦が席が空いていると窓際に変えてもらっていた。ANAの映画モニターよりこの心遣いが有難い。ANAは早割の人は1日前でないと座席指定できないなどである。軽めの重量計測器だけがお得であった。
さて来月は小樽から増毛、留萌方面。宿が1か所取れないのだが、キャンプ装備となるのかは未定。