ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

確定申告2年目

e-taxで申告できるのだが、1年もすると申告方法を忘れている。

質問に答えながら、あの資料はここで入力するのかと手探り状態。

収入は厚生年金と企業年金個人年金

支出は国民健康保険と、生命保険や介護保険

これらは明細が郵送されるので、項目を理解すれば何とかなる。

問題は医療費である。

区から医療費明細が紙で送られてくるので、これで良いのかと思ったら、このデータは確定申告には変換できない。

一方マイナポータルから送られる医療費はデータとして取り込める。

問題は12月末までのデータに相互に漏れがあることだ。

区の医療費内訳とマイナポータルの内訳を突き合わせてみると、お互いに落としているデータがある。その差分を計算し、含まれていないデータを抽出する。

マイナポータルから医療費データを出力し、不足分を追加しようとしたが、そもそも申請用データに合わないデータフォーマットなのだ。従ってマイナと区の差分を紙でチェックし、入っていないデータを特定したうえで、総務省の追加エクセルデータに追加入力する。俺の場合は10件ほどなので、大した手間はかからないが、そもそもマイナポータルから出力するcsvデータフォーマットが使えないのがおかしい。マイナポータルしっかりしてくれよ。

結局源泉徴収より申告データの方が負担は大きいと判断されたので、1万9千円くらい戻ってくることに落ち着いた。ここまで来るのに12時間、時給¥1600位か。バイトとしては高いかな。

他に節税の方法としてふるさと納税があるが、俺は今の制度でふるさと納税をするのは反対である。

純粋に寄付をしてその相手が恩恵を受け、その趣旨に意義を見出し税金を控除されるならわかる。ところが今の制度はふるさとに納税するなら、本来の自分の住んでいる自治体への行政サービス料金をふるさとに転嫁してしまう方式だ。東京都はふるさと納税のために本来納税される税金が500億も減少してしまうそうだ。地方自治を支えたいという主旨はわかるが、今は違う方向への税金の通販サイトに成り下がっている。その証拠に千葉県は返礼品をやめたらふるさと納税額がたった320万円に激減した。

地震で寒さ震えるトルコへ使い捨てカイロを贈ったり、国境なき医師団へ寄付をしたりするのが寄付の主旨であろう。15年経ってだいぶ制度疲労が進んでいるのではないか。ふるさと納税を辞めろとは言わないが、もう一度主旨を考え直してほしいと思う。