ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

水戸ー銚子 day2 ああ勘違い

 夜中に3時間ほど起きていたので、朝寝坊。8:30に目覚める。朝露に濡れたテントが乾いてしまうほどゆっくりと撤収。今日は銚子まで25㎞、楽勝だ。


相変わらず海が見えないが、信号のない県道をゆっくり走る。サッカーが盛んな鹿嶋市、農地よりサッカーの合宿所として栄えているようだ。

サングラスをしようとして気が付いた。ウエストバッグをしていない。どうやらキャンプ場に忘れてきたようだ。全財産とサングラスが入っている。仕方なく7㎞を引き返す。これでは銚子で2時頃になってしまう。平日は2時で閉まる食堂が多いので、間に合うかな。引き返した時間を取り戻すため、海から離れた県道を行く。交通量は少ないがつまらない道だ。余裕があれば海沿いにもう少し眺めの良い道があったのに。あとで調べたら、銚子港沿いの食堂はさすがに観光地だけあって、平日でも3時頃まではやっていたのだが。

銚子大橋を渡る。さすがに利根川河口は広く、海だか川だかわからないほど広い。

銚子港沿いで食堂を検索、わんさか出てくる。1番気に入った店に行ったが、2時過ぎなのに待ち客が並んでいる。行列のできる店は敬遠するので、空いていそうな2番目の店に行く。海鮮丼¥2800、そう悪くない。空いていて5分もかからず出てきた。

刺身の身が厚く、満足。

本日のハイライト、登れる灯台犬吠埼を目指す。5㎞なので、すぐに到着。以前BB-baseという自転車専用列車で訪ねているが、その時は全国の登れる灯台制覇という目標を持っていなかったので、登らなかった。今回は登る。¥300。今年は点灯してから150年だそうだ。

近くの売店で自分の土産として、恒例のタオルハンカチ、千葉名産ピーナツバターを購入。まともな大きさは¥1500もするので、最小サイズだが。

なぜかウエストバッグの中の眼鏡が割れていた。火野正平がお手紙を読むとき使う眼鏡の様に真ん中で分断されている。磁石でくっつけば正平なんだが。

いまから東京へ帰ると、特急がないので乗り換えになるし、通勤時間帯とぶつかるため、肩身の狭い思いをする。そこで体を回復させるため、日帰り温泉に寄ることにした。灯台が間近に見える風呂がある犬吠埼ホテル。¥1300と高いが、展望代とタオル付である。露天風呂からは灯台と太平洋、天気が良く最高。無料のアルカリイオン水を6杯ほど頂いて体力回復。ロビーからの眺めも最高だった。(写真撮り忘れ)

さらに2㎞未満で銚子電鉄終点である外川駅に到着。ゆっくりバラして

到着を待つ。存続のため色々努力していると聞いたので、終点駅には何かあると思ったが、保存用の車両が一台あるだけ、売店もなく、ひっそりとしたものだ。時々バイカーやタクシーが写真を撮りに来るが、乗客は俺ともう一人だけ。なかなか電車の存続は大変だ。

駅名は色々工夫していて、どれが本当の駅名かわからないのである。

15分ほどで銚子駅着。友人のために濡れせんべいをしこたま買い込み、特急へ。

ハイボール500㏄一本飲んで2時間ほどで東京駅へ。帰宅は22時頃となった。

ところで、勘違いの事だが、キャンプ場の管理人が予約ないと言っていたことを思い出し、帰宅後メールを見てみると、予約していたのはすぐ近くの別の市営キャンプ場だったことが判明、管理人さん、タダで宿泊し、電気を貰ってご迷惑をおかけしました。まあ薪代¥700払ったから許してね。