に入り、イベントが次々あるのである。
第1弾、バイト先の法人設立5周年の記念イベントに参加。西武秩父線の高麗駅まで行く。
高麗は高句麗出身の人々が集落を作り栄えた町との事。トーテムポールになぜか見覚えがあると思ったら、約50年前、登山のサークルでロッククライミングの訓練に近所の日和田山まで来ていたのだ。前日テントで泊まって翌日クライミングをするのだが、たかだか5m程度の岩壁でも登り始めると汗が噴き出て、二日酔いがいっぺんに吹き飛んだ思い出が忘れられない。
イベントのメインは餅つき。みんなで交代しながら突くのだが、やはり重労働。そこそこにして代わってもらい、力のある若者に任せる。庭作りを手伝っていた若者は、ここでも体力を見せつける。またこね方が上手いのか、粒が残らぬ滑らかな餅が出来上がった。餡子や大根おろしなど、好きなもので和えて食べ放題。お土産にも頂いた。
最後は大抽選会。1等は高額の商品券。一番たくさん餅をついた者がゲット。順当で良かった、そこそこにさぼった俺がもらったら恨まれる。
お土産にお菓子、餅、おでんまで頂き、散会。腹くちい。
帰りは家主の自転車を整備するため、輪行。20インチのミニサイクルは初めて輪行したが、こんなに小さくて軽いとは、俺の電動アシストの半分程度だし、分解も15分程度で済む。旅人に人気なわけである。変速系が未整備なので、上り坂は押して歩いたが、そこそこ軽いので、押すのも気にならない。ちょっと小径電動車に浮気したくなった。
が、小径車の弱点である段差の乗り越え能力、キャンピンググッズの積載能力を考えて浮気はとりあえずしないと決めた。とりあえずだが。
帰宅後整備状況を確認、持ち主が忙しいので中古で購入後後ろ変速機の交換のみで放ってあったもの。でもメーカーの素性は良いし、そこそこのクラスの部品が付いている。
特に皮のサドルと手編みの皮のハンドルグリップがいい感じ。錆を取り除けば見栄えがなかなか良くなるだろう。
小径車の手法で前ギヤは大きい53Tが付いている。平地ならこの比率でちゃんと20km/hは出せるのだが、高麗付近の地形を考えるとロー側のギヤ比があまりに高い。チェーンも短すぎるので、変速レスポンスが悪い。どうせならギヤ比をワイドレシオに変更しよう。13-25Tから11-34Tに変更を決め、注文。トップが11Tである必要はないが、一般に市販している8段ギヤはみな11Tになってしまったので、仕方ない。まあ平地では使うことがあるかも。部品が届くまでは錆取りやグリスアップなど、やることはたくさんある。さてどこから手をつけるか。以前譲渡した700Cクロスバイクには1か月半ほど手をかけたが、あれはフレームの変色を回復させるのが主な作業だったため、これはもっと手早く出来る(と思われる)。