日本最長の直線道路の脇を走る。石狩川は見えないが、ほぼそれに沿ってゆったりと平坦な土地を走る。
峠に差し掛かるとまだ雪の残る箇所を走る。
オホーツク側は帯広より寒いようだ。桜もまだ散っていない。
11時半、ようやく北見に着きレンタカー会社の車で借りる車の元へ。自転車は既に配送されていた。思った通り通常のセダンではとても乗せられないが、後部座席を折り畳むと、ギリギリ入った。背もたれ倒しても良いですかと聞かれるので、倒さなきゃ入らないよと返答。車種指定￥6000追加は伊達じゃない。ソリオよりも床が水平に収まるので収納は楽だった。もっとも支店の連中はルーミー初めてらしく、背もたれを倒す方法が解らず苦労していたが。
エンジンは999cc電気補助無しなので、値段は安い。加速は鈍いがCVTなので仕方ない、後座席収納方法だけは気に入ったが、こんな中途半端なら、いっそ軽のN-VANの方が潔い。いや車はもう買わないのだったっけ。
嫁の希望でサロマ湖へ向かう。既に海岸沿いの半分はバスと徒歩で制覇しているらしい。細長い砂州で仕切られた汽水湖で大きさは日本で3番目だが意外と知られていない。鉄道もバスも通らず、陸側は道の駅１軒のみ。今回は陸側の山頂付近にある展望台を目指す。未舗装の一方通行路を行くこと30分、そこから徒歩で階段を10分。ついにサロマ湖の全貌がみえた！立体地図では。
展望台からは雲しか見えず、心で想像するしかなかった。
生きているうちには又天気の日に全貌が明らかにされる日も来るだろう。長崎の夜景と軍艦島上陸と共に、今際の際で叫んでいるかも知れぬ。
もうひとつ嫁の希望で能取岬へ行く。網走からすぐなのだが、バスは何もないので、今回踏破。灯台までは平原なのだが、灯台の先は断崖になっている。俺は運転に疲れ、社内で寝ていた。
明日は帯広の嫁宅に向かう。屈斜路湖阿寒湖など腫れるといいなぁ。
