ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

転売品修復の終盤

足掛け2週間も続いたクロスバイクの修復だが、塗装の焼けを削るのにかなり手こずった。まあ中古だとわかるが、元の黄色く焼けた塗装色からは大幅に白に近づいた。それまでに様々な手段を試みた。

手で塗装を削るのに業を煮やし、電動ドリルのアタッチメントでバフ掛けできる先端を2種類導入、試みた。

一つは円盤状の先端。

もう一つは円錐状の先端。

これらにコンパウンドを塗り、押し付ければ塗装の表面を削る作業は楽になると思いきや、自転車のフレームというのは複雑な断面でできており、均一に削ったり、凹面を隙間なく削るのは難しい。電動でやるとどうしても削り残しが出たり、逆に削りすぎて下地の金属が出てしまう。

悩んで、鍋を磨くときに使ったスコッチブライトという台所用のナイロンたわしを使ってみた。

これにコンパウンドを塗布し、手でこすると最適な圧力でフレームに密着し、削りすぎず、しかも最小の努力で白くなっていった。なあんだ。手で削るのが一番なんだ、と気づいたが、すでに9割方は終わっていたので、1日で終了。

若干黄色っぽい部分は残っているが、¥20kなら許容できるレベルではないかと思う。


あとは機械で削りすぎて地肌が見えていたり、もともと中古購入の段階で剥げていた部分を補修する予定。

水性のタッチペンを2種類買ってきたので、これを混合して補修してみることにする。

見栄えが良くなっても知り合いにはもう価格決定しているので、いい加減なところでやめればよいのだが、そこは趣味の領域、自分が納得できるまでやってみるのだ。

テスト塗装、塗料の調合、あふれた塗料を再び削るなど、まだまだ時間がかかりそうだ。再塗装完了したら細かいコンパウンドで全体仕上げ、ワックスがけなども行う予定。手間賃は時間換算で¥100k位か?

明後日の輪行テストに備え、ルートを検索する。朝霞で輪行袋に入れ、池袋まで東上線湘南新宿ライン横須賀線で横須賀まで。自転車を組んで観音崎灯台へ

観音崎灯台は、全国で16か所しかない登れる灯台のひとつ。

 

4か所は行ったことがあるが、登ったのは秋田の入道崎と千葉の野島崎だけ。先端訴求症としては、日本周遊以外にこれも踏破したい。現在はスタンプラリーがあって、全部踏破したのは178人しかいないそうだ。以前はそんなこと考えていなかったので、スタンプは押していない。犬吠埼は登らなかったし、都井岬は工事中で登れなかった。生きているうちに踏破できるだろうか、今わの際で「都井岬を登りたかったんだよお!」と叫ぶかもしれない。宮古島もあるしなあ。

今回は3つ目を予定し、余裕があるなら登れないがひっそりと佇む剣崎灯台もできれば行ってみたい。これも登れないんだけど城ヶ島灯台はいつか行く三浦半島西側の時に取っておこう。