11月24日金曜日、葬儀は滞りなく行われた。
最も大変だったのが菩提寺僧侶を迎えるタクシーの手配。
タクシーアプリGOで楽々予約できると思っていたが、菩提寺は新座市、GOアプリで配車ができない。埼玉県のタクシー業者を当たったが、4社すべてに断られた。
困り果てて少年野球のコーチ時代タクシー運転手をしていた人に20年ぶりに泣きつき、電話でなんとか配車ができた。埼玉と東京の境だったので、このようなミスマッチが起きるのだ。また埼玉のタクシー予約でも地図が出てきて、公道付近ではできるのだが、奥へ50ｍほど入った寺の山門前までは配車できないようになっている。今回初めて経験したシステムのネックだ。
告別式会場から火葬をする葬祭場への交通手段に際しても、参列人数が変動して、最終的に１５人程度に増加したのだが、同乗者9人乗りのハイエースは一度キャンセルしたらすぐ埋まってしまったようで、結局割高のマイクロバスを頼まざるを得なくなってしまった。
戸田の葬祭場（火葬するところ）は食事関係は軽食しかなく、待機する個室を頼んだものの、サンドイッチ￥440を人数分（￥12000ほど）頼んで凌いだ。待機中も僧侶との今後の打ち合わせ、納骨にあれやこれや準備品があるので、用意しろと指示を受ける。
式場にマイクロバスで帰着、戻り初七日なる法要を済ませ、住職開放、親族は徒歩10分のジョナサンへ。
喪主の俺は告別式完了後、清算を済ませる予定だったが、クレジットカードの最大引き出し額が足りなかったため、決済できず。後ほど自宅で決済することになった。
ジョナサンは都内なのでGOアプリで即配車。こちらとは真逆で運転手は今日一日配車指示が来なかったという。AI配車システムでも難しいのだな。
夕方５時頃、自宅にて総裁担当者と清算。火葬料戸田葬祭場への８万円、個室使用料軽食代2万円以外で￥58万円。
12回分割払いでなんとか生活費を確保。金利は13.5％だが背に腹は代えられない。とにかく1年間しのごうぜ。
告別式後２分間ほど参列者への挨拶の機会を頂いた。色々考えたがテーマを決め切らず、幼いころからミニ四駆が好きで、今回社会人になってようやく参戦できたラリーが最後の彼のハイライトだった旨だけを伝えた。
彼は我々が空に行くまでに地球を30周ほどして、ようやく空で再会した際には、「今頃来たの？俺地球30周したんだけど、これから見る？」と案内してくれる気がする。彼のスピードではルート66を一時間でアメリカ東海岸から西海岸まで行きそうなので、ついていくことは大変そうだな。また青空のもとで会おう。
