死亡届提出から1週間、葬儀の翌日にどっさり書類が来た。主なものは練馬区と葬儀屋。
区のハンドブックはToDoリストが一覧になっている。
ただ、連絡先が書いてあるだけで、電話で問い合わせるものがほとんど。ネットで申請方法も書いていない。平日暇なので助かるが、平日に電話をかけまくらなければならない。勤め人は死亡届が受理されてから数日たって送付されるので、忌引き中には届かないので、勤務に戻ってからの処理なので大変である。
ここには載っていないが、会社員は厚生年金と健康保険の届けが死亡後5日以内となっているそうだ。普通の会社員は事務処理の早い総務であれば間に合うかもしれないが、まず無理だろう。その他役所は７日以内とか１４日以内とか締めの早いものが多い。
罰則は知らないが、遅れによって余計な月割り払いが徴収されたり、無効な請求が着たりと大変だ。
葬儀屋はこれからがオプション収入の勝負。ごっそりカタログが送られてくる。
俺は仏教徒の檀家（らしい）ので、埋骨までに黒位牌と仏花、供花、供物が必要。香典返しは別途ネットでカタログギフトを金額別に送ることにした。
11月なので喪中はがきも早急に送る必要がある。年賀状ソフトで昨年の人に印刷、発送。コンビニではがきを40枚買ったら、店員が数えるのに一苦労であった。年賀状時期ならパックのものがあるのだが、今は早すぎるようだ。退職を機に送付を絞り込んだのでまだ40枚で済んだのは幸い。
苦労したのは駐車場。彼の車は近くの月ぎめに契約していたが、契約書が見当たらず、駐車場にも管理会社の表示がない。なんとか部屋を捜索し、契約書を発見。契約には1か月前に解約を通知必要との事で、来月分は振り込む羽目になった。
最も恐ろしかったのは国民年金の未納金。転職を2回ほどしたため、不就業期間は未納になっていた。その総額￥880,000!!
月曜夕方にようやく年金事務所に電話がつながり、死亡して年金ももらっていないので支払い不要との回答を得た、やれやれ。
金関係はまだまだ手が付けられない。どうせ銀行口座はクレカの支払いでたぶんすっからかん。むしろ負債があるかどうか心配だ。停止手続きは少ない香典の積算を済ませてからにする。請求はどうせ来るから。
書類の処理をなかなかしない息子だったので、未開封の請求明細が多数ある。それより役所の手続き優先だ。取れないなら請求してくるだろう。
今日1日で8件ほど電話をかけ、そのうち5件ほどが完了。まだ電話をかける相手は数十件ありそうだ。
スマホは最近格安に変えたのでしばらく放っておく。大した被害はないだろう。
自動車がこれまた難物。名義変更して売却するには遺産分割協議書が必要。自分で作れるが、法定相続人のうち、娘は実印を持ったことがない。LINEですぐに作るよう指示、マイナンバーカードも申請中なので、名義変更はまだまだ先だ。
そんなこんなで夜は更けていくのであった。
