一昨日のブログに明後日出発と書いたが、勘違いで明日９日出発だ。準備は万端だが、工作は一息ついたので、あまり写真が無い。写真を中心に読む方は飽きたら読み飛ばして下さい。
備品リストをもとに3つのバッグに詰めていく。秋冬は衣類が多めになるので、その分嵩張る。しかしキャンプでも羽毛シュラフであるモンベルダウンハガー800は5℃位まで平気である。これに秋冬用として薄いスポーツ用のアンダータイツ、上着に￥2980のダウンジャケットを加えれば問題ない。
むしろ雨対策が重要。2日目の伊勢へ向かう日は大雨の予想。手持ちのポンチョ、レインパンツ、オーバー手袋、テントの底、フライシートに百均の防水スプレーをかけてみた。所詮サイクリストはずぶ濡れになることも覚悟。ただ釧路で経験したのだが、濡れるのはまだしも、濡れた衣類や靴で体温を奪われる事かきつい。今回はオーバーシューズも用意した。果たして効果は？
荷物をパッキングリストに従い詰めていったが、気になったのがスイスアーミーナイフ。今を去ること50年前、大学の登山同好会に入った時に山屋ならナイフの一つ位持っているべきだと購入した。以来使用する機会はほとんどなかったのだが、今回取り出してみて驚いた。
室内保管ではあったが、ほとんど錆びることなく、スムーズに各刃が取り出せる。今の日本では缶切り、ワイン栓抜きなど使わなくなったものも多いが、半世紀を経ても実用に全く支障が無いのは全く頭が下がる。今後焚火などをする際には少し使ってやると作った人も喜ぶのではないか。
元に戻って旅の醍醐味だが、俺にとっての第一目標は日本沿岸自転車一周完走である。しかし、それを阻害しない範囲では他の楽しみもある。
１．本土4端、本州4端を制覇すること。（本土とは離島を除く、まだ西と南の2か所、本州は1か所のみ）
２．日本の登れる灯台１６基を制覇すること。（多分まだ２基のみ）
３．ルート付近にあるのであれば、日本の巨木を見て回りたい。
４．東岸からの朝日、西岸への夕日を見てみたい。
一部の読者の関心とは異なるだろうが、残念ながらグルメと名所めぐりは視野に入っていない（時には行くこともあるが）。ホテルも充電、洗濯ステーションとしか見ていない。
金をできるだけ稼いで老後に備えるもよし、質素な生活だが日々の生活に喜びを見出す人もあり。人それぞれの目標があるべきなので、皆頑張って欲しい。特に同世代の人たち、もっと苦しい状況もあろう。目標だけは持っていきたいものだと思う。
