昨晩泊まったのはASTARISK+というゲストハウス。何でもオーナー自ら自分で古い旅館を改装したという。元は航空機の整備をしていたそうで、すごい作業だ。
普通二段ベッドとかを入れるのだが、大部屋にテントを張り、個室化するというアイデア。各部屋のデザインも秀逸だ。
海岸が目の前の絶好のロケーション。晴れたら朝日が最高だろう。
雨が弱くなり、連泊をやめて前へ進む。あとで後悔することになるのであるが。
昼には雨も上がり、赤穂市の沿岸を行く。この辺りは赤穂の塩有名、カキの養殖も盛んである。カキオコという料理も魅力的だったが、時間がかかりそうなので、塩ソフトだけにする。
播磨と言えば造船も盛ん、結構大きな客船が完成を待っていた。
晴れてきたのでスイスイと今日のキャンプ場へと進む。あと１２kmで到着だ。最終のルート確認でGoogleマップを開くと、なぜか大きく回り道を指示される。５分ほど悩んでこのグリーンロードの入り口を見ると、なんと自転車は入れない、無料の自動車専用道なのだった。仕方なく自転車専用ナビでルート検索すると、湾を大きく回り込んで１２kmも迂回する。しかも山道が多く、大変だ。キャンプ場に連絡し、１６時着予定だったが２時間ほど遅れることを伝える。それからは登りの連続、電動だからいいものの、人力だったら途中でリタイアするところだ。
６０kmの予定が結局８８km走り、到着すると残走行可能距離は１kmだと。そろそろ雨が振りだすので急いでテントを張り事なきを得た。晴れていたら絶好のオーシャンビューキャンプ場なのに。一応ケビンを開けてもらって風雨に備える。
結局バイク用の地図にはグリーンロードは原付も通れるがとの表示で、それを深読みできなかったのが敗因だ。また夜中はすごいことになった。連泊が正解だったのだが。
