ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

コロナ復旧中

ひどい2週間だった。

きっかけは小学校の同級会。1次会までは良かった。大勢集まり

14人位が2次会まで残った。日曜の昼なので、大人数一堂に会する場所がなかなか取れず、幹事が苦労してカラオケ店で行うことに。皆第5類に移行していることもあり、参加者も危機感は薄かった。

2日後、朝目覚めると体温は38.1℃。体を起こすと目が回る。夏風邪か?暑い2回の部屋は良くないので、1階の涼しい部屋に寝具ごと引っ越す。

3時間ほど寝ていたが、体を起こすたびに目が回る。トイレに行こうとして立ち上がると、いきなり嘔吐。台所で一通り吐いてから、壁伝いになんとかトイレへ。今まで眩暈など経験したことがない。しかも現状は一人暮らし。このまま悪化して昨年の息子に続き父親も葬式となったら家族が大変だ。迷わず救急車を呼ぶ。

救急隊員の測定では血圧が130-200。普段は70-120だ。案の定コロナ陽性。

メールを見ると、同級生の5人が発症していた。

H丘病院に搬送、即入院となった。最近はコロナ患者も少ないようで、眺めの良い7階の個室が割り当てられ、完全看護。良いところへ入院したものだ。


と、思ったが、実はかなりつらかった。

一つは音。ナースステーションに一番近い部屋だったので、各種診断機器のそば。他の患者を監視している救急車のサイレンのような警告音が一晩中鳴り響く。こちらは2重扉の減圧室なのだが、壁伝いにも聞こえる。高体温高血圧で眠れないのに、拍車をかけて眠らせてくれない。

もう一つは、病気だから仕方ないが、食事。超低塩で少量(俺には)。みそ汁は色だけ。小袋入りのふりかけとヨーグルトがごちそうだ。

売店で追加を買おうとしても、院内感染防止のため病室から一歩も出られない。代理で買ってもらうことが出来るが、食事も制限されているため、何を買うべきかわからない。TVカードを買うと冷蔵庫、スマホ充電器は使えるが、端子はIPhone用のみ。急いで搬送されたので、ケータイ充電器も持ってきていない。とりあえず3千円で充電器、缶コーヒー、ビスケットをお願いする。

夜中は1時間おきに時計を確かめ、朝食はまだかと過ごす日々。トイレに行くときは点滴台につかまりながら何とかたどり着き、イビキの様に断続的に鳴る警告音に耐える。

3食家族に作ってもらい、1日中テレビを見てウトウトする生活がこんなにつらいとは思わなかった。何か予定を立てるにしても、メモを取るだけでフラフラして億劫だ。

5日間が最低というので、1日でも早く帰してもらいたかったが、5日目が日曜で担当医も事務もいないから結局6日間入院した。

今日は退院してから4日目。熱は発症2日目には平熱、呼吸器系は何ともない。若い頃扁桃腺を切除したのも関係しているのかも。その代わりといっては何だが、三半規管に異常が出て平衡感覚が保てない。ついに冷蔵庫の食糧が尽きて、杖で支えながら徒歩5分のスーパーに15分かけて歩き、何とか食材確保。ブログも書けるようにはなったが、血圧はまだ154ー88。明日は再診と入院費清算だ。意外と安く自費は¥7万5千円。でも年金生活者にはこたえる。

皆さん、コロナ患者は増加中です。マスクはともかく、せめて密空間を避けるのと手洗いだけは注意した方がよいのでは?