ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

道南の計画

を続けることにした。

4日目は10年ぶりの大間岬に立つ予定だ。震災で岩手に住んでいた時、サイクリングを再開し、むつから大間までの下北半島北岸を往復した。意外と坂が少なく、往復96㎞も快適だったのだが、今回は下北半島の西側を走る。たぶんe-bikeでなかったら、かなりの難関と思われる。マグロは高いんだけどやはり食いたい。

フェリーで函館へ渡り、20㎞東の宿を目指す。電源付きのキャンプ場を予定していたが、電源付きは¥5000。夏はかき入れ時、高いのだ。電源ナシならバイク用で¥500なのだが、その後の行程を考えるとここで充電しておかないと厳しい。googleマップを検索していると、近くに民宿湯姐がある。agodaで何と¥3000!テントを張らずに充電できるのにである。風呂は共同だが、十分。

5日目はちょっと長くて62㎞。鹿部町にある南茅部キャンプ場だ。電源なしだが無料。ただし、たぶん無人でクマとお友達になれるような環境。どうかな。

6日目の55㎞で悩んだ。キャンプ場はやはり電源ありが¥5000。しかも土曜泊になるのでゲストハウスも予約で埋まっている。ネットで予約不可のところを狙い、電話で試したら、一発で街道沿いのしおさい民宿が取れた。

7日目の60㎞は長万部公園キャンプ場。電源なしで¥600。評判が良いらしい。

8日目の57㎞は洞爺湖付近の海岸沿い、アルトリ岬キャンプ場。トイレはすごそうだが、無料、予約不要。

9日目、55㎞はつどいの館キャンプ場。電源が使えて¥2000!俺のニーズにピッタリ。共同スペースもあり、ベッドのないYHという感じ、楽しみだ。

10日目、52㎞は苫小牧駅まで走り、特急で帯広まで移動。嫁の家泊。

11~13日目まで嫁とレンタカーで北海道を走る。最終日に自転車を陸送依頼して身軽になる。

14日目は空身で帯広空港から帰宅。

総計すると約580㎞。さてどうなるか?

YAMAHAのメーターが来た。現在4454㎞。交換するとまたゼロから始めることになるが、仕方ない。リセットは人生のエポックだ。息子との別れもそうだろう。

メーターで気になる情報を見つけた。俺の同じ型の電動アシストでも、海外仕様には「押し歩きモード」というのがあるというのだ。なるほどと思った。

ぬかるみや幅の狭い上り坂で乗車が危険な場合、押して歩きたい時があるが、車重が重いため(21㎏ある)押して上がれない。日本の道交法では動力のみで進む場合は車両となり、違反である。だが、アシスト自転車がこれだけ普及しているのに日本の狭い上り坂を乗って走れという方が危険なのではないか。(ほとんどの歩道橋スロープでは降りて押せと指導される)

老人の買い物キャリーカートも坂や段差で苦労している人を見かける。今のモーター、バッテリーの技術ならアシストをつけるのは容易だ。シニアカーは日本の歩道には幅広すぎるし、高価だ。せめて荷物だけでもアシストしてくれれば良いのにと思う。

そんな事を考えていたら、警察が全否定の判例を作ってしまった。保安部品をつけない外国製の違法な電動キャリーバッグに乗って歩道を走行している者が逮捕されたのである。当然これからも増えそうな事例だし、警察も今取り締まらなければ爆発的に増える可能性があるのはわかる。だが、弱者を救済できるのが社会の正しい道なら、負荷センサーや速度センサーを介して例外を作ってもよいのでは。

以前も書いたが、電動キックボードのヘルメットなし歩道通行の許可に俺は反対だ。電動キックボードを運転できる者は、危険を承知で車道を走るべきだし、その能力が備わっていると思う。いやなら歩道を担いで歩けばよい。

弱者を無視して速く楽な方法を選ぶ自由を与えるのは間違いと思うのだが。