ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

山陽道を行く day9

脚は今日も痛い。リタイアして正解かも。

泊まった広島のホテルは輪行を考慮して駅近くにした。しかし土曜泊なのに¥5000。なぜかと言うと古いのだ。エレベータなしの風呂(うちより狭い)、トイレ共同、和室だった。

でも寝るには十分。とても古い旅館のようだが、綺麗にして快適だった。おかみさんが色々心配してくれ、離れた駐車場に歩いて行き自転車を止めるのはつらいからと建物裏のゴミ置き場を提供してくれた。

新幹線は特大荷物スペースを予約したが、案の定2席分を占有する自転車は新大阪で外人の荷物とバッティング。そもそも予約システムでは2席分の特大荷物スペースを占用できない。警備員と交渉し、出入り口に固定して名古屋と品川で出口と反対側に移動させることで決着した。

東北上越新幹線では通路が広い車両があるのだが、そもそも自転車なんて考えていないので、こちらは我慢するしかない。マイナースポーツなのでしょうがないか。

駅弁はタコ飯。

開けてビックリするほどの物ではないが、まあまあ旨い。

ひかりと有楽町線で自転車の組み立て含め広島駅から自宅まで7時間半。お急ぎの社会人には耐えられない長さだが、ゆっくり文庫本も読めてハイボール2本、うたたねもして楽な帰路だった。

総括:

全走行距離約350㎞。1日平均50㎞で余裕。

瀬戸内海の道は平坦で坂も少なく、主要国道2号線を走らざるを得ないところも多かったが、九州に比べ路側帯も余裕があるところが多く、意外と走りやすかった。

費用は宿6泊キャンプ場2泊平均¥5000。往復交通費約¥20000。食費その他が1日約¥3000。決して車や電車バスの旅と比べて安い方ではないが、それでは体験できない経験ができたと思う。日数があればこそだが。

今回珍しく遺失物はないのだが、もう少しで充電用のカギを無くしかけた。あと雨で転倒した際にメータを破損、走行に支障はないが、表示とマニュアル制御の切り替えができなくなった。純正品しか使えないのでヤマハに注文したら¥16720。まあ体を壊すより交換で済むので良しとしよう。

反省。雨の走行はいくら防水対策をしても体が濡れてしまう。濡れて走行の風を受けると5月と言えど体感温度は10℃以下になる。北海道の雨で身に染みていたが、より一層の防雨防寒対策をせねば。

さて6月はおとなしくして、7月の下北半島、及び北海道南岸に備えよう。

 

 

湿布のせいか、帰京の翌日は回復し、まともに歩けるようになったので、1日三原で停滞しても良かったかなとも思うが、悪化したかも知れないし、健康ならまた機会がある。三原ー下関なら200㎞程度。4日もあれば着くだろう。ついでに関門海峡をトンネルで横断し旧友、後輩と再会する手もある。次回が楽しみだ。