敦賀から西を目指すはずが、事情により急遽予定変更、千葉から銚子を目指すことにした。房総半島は沿岸約300㎞。ちょっと頑張れば３泊４日で回れるのだ。
まずは朝霞駅前で分解。ちょっと早めなので高校生がバス待ちをする中、大汗かいて輪行袋に。あれ、輪行キャスターのネジが一つ無くなっている。度重なる振動で外れたらしいが、あわてず騒がず予備のボルトナットで固定。ここは想定内。
武蔵野線に乗り換える。千葉駅に行くのに都心を経由するのは９時過ぎだが通勤時間帯は迷惑千万。武蔵野線を周回すれば南越谷辺りから空いている。
ワイヤー錠で手すりに固定し、サイドバッグは空いたら網棚へ。持ち上げるの重たいんだけど。空いてからコンビニサンド頬張りながら居眠りして西船橋経由総武線で千葉へ。
千葉駅も乗降客が多いので、組み立てはどこにしようか。幸い西口は人も少なく、車いす用駐車場の脇が空いていた。
組んで11時に出発。まあ70㎞だから頑張れば予定の17時には着きそうだ。ところが千葉駅から海岸沿いに出る道が解らない。線路が元々東西でなく、三角形に交差していて、立体交差も多く、自転車で渡れない。結構迷ってようやく木更津行きの国道に出た。
千葉駅から南東方面はすぐ工場地帯に出るので、つまらん道を行くのは避けたい。国道16号に割と近い住宅地の中を行く。カーブが多いが、交通量は平日昼間という事もあり、割と少ない。
いい気になって飛ばしていたら、直進できずに曲がりを繰り返し、結局16号に出た。これは大型ダンプがやたら通る。工場街の一角にある公園兼運動場で一休み。こういう箇所の公園は昼休みの工場務めの人以外は来ないので、13時を過ぎると誰もいない。
ただウロウロしていたら、14時近くになってしまった。キャンプ場のチェックイン17時予定は実現しそうにないので、電話をするが、個人経営のせいか、繋がらない。まあメッセージを送って18時半に訂正し、許してもらおう。管理人が不在なら翌朝に金だけ置いて出発すればよい。
京葉工業地帯の中、工場で海も見えず、単調な道を行く。ただ住宅地でないため、歩道の切り下げが少なく、歩道も継ぎ足し舗装や住宅入口への切り下げが少ないので、意外と快適だ。街路樹も多いので、日陰を走り、炎天下では助かる。
木更津付近に来てやっと海が見えた。
さて景色もいいし、大体一本道になるから大丈夫と思い、適当に走っていたら、木更津アウトレットの先で行きどまり、大幅に引き返すことになってしまった。
富津辺りでだんだん暗くなる。夕日が沈む場面はまたも持ち越し。ただ水蒸気で煙って見えなかった沖合の富士山シルエットだけは拝むことができた。
真っ暗になって18時半ようやく金谷のキャンプ場に到着。十五夜でかなり明るい月がキャンプ場を照らす。
かなり遅くなったが、管理人さんがキャンプ場内に住んでいるので、受付で待っていてくれた。酒飲んでブログ書こうかなと思っていると、管理人の奥様が私の近所に住んでいたこともあり、話が弾んで、ワインを空け、就寝時間となった。まあいいや、明日書こうとテントを張り、爆睡。その後も旅先では書く元気がなく、帰宅してから書く羽目になった。今日は79㎞。ナビも使わず迷ったせいだ。
