さて2日目。呉からのルートである。
ここは大いに悩んだ。3日目に山の中の広島空港に帰るには瀬戸内沿岸で一番近いのが呉から東へ約50kmの竹原である。
第1ルート
呉から竹原まで瀬戸内沿岸を自転車で行き、宿泊。翌日は空港バスで広島空港へ。
日本沿岸一周の一部を走れるが、竹原に旅行支援ツアーでは適当な宿が見つからない
第2ルート
呉から竹原まで自転車で行き、竹原で名物魚飯を食い、電車に乗せ20km先の三原泊。空港バスで広島空港へ。
三原には宿が見つかった。意外と大きい町である。宿を決めた。これかな。
第3ルート
瀬戸内近辺の地図を見ると魅力的な道がある。呉から20kmほど走ると5つの島を橋で渡る「とびしま海道」がある。行きたい。ただし終点は大崎下島なので、フェリーで大崎上島へ渡り、さらに自転車で北岸まで走り、さらにフェリーで竹原まで渡り、決めた宿の三原まで電車で行く必要がある。行程を計算すると夜8時ころ着になってしまう。しかも万が一2つのフェリーに乗り遅れたら深夜着だ。
第4ルート
瀬戸内のフェリーを調べていると、とても魅力的な船がある。シースピカという新造船で、呉から広島港へ戻る必要があるが、広島から尾道まで3時間。瀬戸内海をゆっくりクルーズして¥2000。安い(お試し限定で本来は¥6000だが)尾道に着いたら電車で30分で三原に戻る。
でも午後1時着は時間が余るので、尾道からしまなみ海道を途中まで30km自転車で走ってフェリーで三原に戻れば夕方6時。ちょうどいい。難点は朝の呉から広島港への電車行程がきつい。朝食無料なので食わずに出発はもったいないが、食うと出航ギリギリになる。ちょっと不安。でもこの案で行くことにし、ネットでクルーズ船を予約。
さて綱渡りツアーの始まり。
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