ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

33日目 高千穂と阿蘇外輪山

kita 高千穂峡につくためには、熊本市内だと時間がかかりすぎる。なにせ宮崎県に戻るからね。そこで前夜のうちに市内から阿蘇の南側山都町にある通潤橋道の駅に進んでおいた。ここからなら、1時間弱で高千穂峡に着ける。通潤橋とは昔作られた水道のための端で、石造りのアーチ橋である。


f:id:ushi4026:20220417193614j:image観光案内ではアーチの中央から放水する姿が写真になってるが、今では団体客が来たときのみ放水するらしい。土曜の夜なのに道の駅宿泊者は私と湘南ナンバーのおじいちゃんの2組のみ。このおじいちゃんがうるさくて、まず知り合いの所に行きたくてカーナビで検索すること40分。延々操作音をピコピコ聞かされてうるさいことこの上ない。その後出て行ったのでホッとしたが、結局知り合いはみつからなかったらしく、夕食の準備をしていると話しかけてきた。車中泊の仲間同士で話したいのはわかるが、自分の旅の経過、41才でアマチュア自転車競技で優勝したことなど、その写真をスマホで延々見せられて自分の話ばかり。こちらはネットが混まないうちに早くblogを書きたいのに。適当に切り上げる。

朝の7時にで出発し、高千穂峡を目指す。駐車場の台数が限られているので、夏は1時間待ちはザラとのこと。9時に入ると、ギリ駐車場の最後尾であった。で、手漕ぎボートが基本らしいので、申し込む。なんと一人で4000円!そんなに素晴らしい光景なのか!期待する。


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f:id:ushi4026:20220417195614j:image荘厳な風景である。高千穂峡らしさ満点。

ただし、ボートの制限時間は30分、なれないオールで漕いでみると、往復で10分。駐車場500円を含め、これはぼったくりだ。遊歩道を20分かけて下り、上から渓谷を眺めるなら、駐車場代はかかるが、ずっといい。神話の故郷におんぶに抱っこの観光地制政策である。全くオススメしない。岩手の猊鼻渓など、観光船にのって上り下りおまかせ、解説着きでかなりの絶壁を見られても、3千円ていど。南部牛追い唄も歌ってくれる。高千穂は名前にあぐらを書きすぎだ。

で、明日の熊本駅からの自転車出発に備え、熊本中心部近くに宿をとらなければならない。彼女の家に転がり込むのが一番いいのだが、やばい雰囲気を察知されたか、出かけているようだ。

時間を考え、昨日の阿蘇の感動を踏まえ、阿蘇山の中心部から北の外輪山回りで熊本市に帰ることにする。i君の見せてくれた阿蘇の中心部もすごかったが、北側の外輪山沿いに道路があり、外輪山を回りながら阿蘇中岳を中心とした阿蘇5岳を見ながら走るのは他にない経験だった。

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f:id:ushi4026:20220417202240j:image時間に余裕があるので、市内の日帰り温泉に立ち寄る、以外とつるつるの湯だった。

道の駅は熊本駅からみな遠いので、市南部の運動公園駐車場にお邪魔することにした。
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夕日が綺麗だ。貴方のようだ。なんてね。さて寝るか。