昨日は真っ暗だが静かな夜だった。泊まったところはこんなところ。
さて長崎市への30kmである。長崎市内はもちろん坂だらけだが、市内に至るまでには5つ位の大きな坂を越える必要がある。2km下って2km登るような道。勾配は5から8％位、ゆっくり登る。途中国道から外れて登れるところがあり、行って見ると、昔ながらのホテル街であつた。
どうせ車のあるところの近くのバス停に行くバスは、午後便は長崎駅前発15時40分なので、余裕すぎる位である。何度も休みながら4つめの坂を下ると、海際になった。朝からずっと雨なので見通しが効かず気が滅入る。
さあ最後の坂。旧道か新道、どちらを行くか迷ったが登る前に新旧のトンネルの写真があって助かった。旧道を行こうとしたが、旧道のトンネルは歩道もなく暗い。県の有形文化財指定なので、ずっと改修されていない。結構な長さがあるので、大型車が怖い。新道は歩道があるようだ。国東半島のトンネルとは違って幅もある。
新道を選んで正解、旧道の傾斜が見えたが、すごかった。10％はあるだろう。こちらの新道は5％くらいでこれまで登ってきた坂よりもむしろ楽だった。歩道の舗装も綺麗で、突然なくなったりすることもなかった。そして長崎市に入る。
バスの出発まで2時間40分もあるので眼鏡橋を見に行く。古い橋が川にいっぱいかかっていて風情がある。
駅で食事しようと駐輪場を探すが見当たらない。駅員に聞くと、近くのスーパーにはあるが、駅の駐輪場はないとのこと。県庁所在地の駅に駐輪場がないとは全国でここだけではないか？秋の新幹線開業に向けて駅前を大幅に改修中のせいかも知れないが、驚いた。長崎市の人は自転車で来て電車で通勤通学する人はいないのか？仕方ないのでバイクの有料駐車場に止めた。
駅ビルの中華料理店で極上皿うどんを食す。何が極上なのかよく分からないが、リンガーハットの大盛の方が良いなぁ。エビの殻入れの皿があるが、小さなエビ一匹だけ。まあとりあえず長崎名物。
あと1時間マックでブログを早めに書いて潰し、バスに乗り1時間、車のところへ戻る。車でまた長崎市へ行き、ホテル泊。2泊で11000円、安いだけにクラシックで有料テレビが100円玉投入式。風呂の湯は入れるまで20分かかる。だがシングル料金でツイン部屋だった。
隣がいないのがちと寂し。
また自分に言い聞かせる。
会うは別れの始めなり。さよならだけが人生だ。
もう一泊ホテル。明日は軍艦島だ。
