ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

無理強いしてもダメよ

そんなに強硬に押したって、届かないものは届かない。所詮ピンポイントで射抜かないと。押したり引いたり、違う方法もあるかも知れないと、冷静になってみる。

何の話?ワイヤーの話。

前変速ワイヤーは置いといて、ブレーキワイヤーの前後を交換しておく。自転車屋によると2年が普通だというが、交換せずもう8年になる。鹿児島でのワイヤー切れに懲りたので、命綱2本、新品に交換。

前は簡単。20分でできた。(プロからすると遅いが)

問題は後ろブレーキワイヤー。最初に組んだ時もいい思い出がない。またどうやって解決したか思い出せない。俺のフレームはトップチューブ(前三角の上辺)にいったん入ってサドル付近で出てくる内臓式。このワイヤーの通し方が難しい。細いワイヤー部分の穴しか開いていないので、入るのは良いか、出る方は大変。ネットで見てもやれ一度入れたら抜くな、掃除機方式、エアスプレー方式、鳥もち方式など色々である。

自分流を思いつき、実行。細い針金を今まで入っているワイヤーに結び付け、アルミテープを貼って抜けないようにして、ガイドとする。ところが出口で針金の結び目が引っ掛かり、出ない。あきらめて戻そうとしたら、入り口でも引っかかって出ない。にっちもさっちもいかなくなり、少し力を加えたら、ワイヤーが抜けてしまった。

こりゃ掃除機か、鳥もちかと悩んでいたところ、ワイヤーの入り口にネジを発見。何だっけと外してみると、蓋がとれてワイヤーが取り出せるようになっていた。前回は相当苦労して通した後に発見したところだ。さすがブリジストンサイクル、気が利いている。

これなら楽々交換。ワイヤーの先を取り出すときにゼムクリップを曲げた工具で10分ほど格闘したが、簡単だった。ゼムクリップは熊本で中古の携帯に更新をした時にSIMが取り出せず、代わりにこれを使った。いざという時お世話になる。

再度昨日の失敗、前変速機のワイヤーに挑戦。短い頭の六角レンチと、木材を挟んで固定することにより、何とか成功。

ワイヤーの末端は差し色である青にする。自転車部品は各色あるが、青は色味の幅が広すぎる。本当は紺に近い色で統一したいのだが、ソリッドな空色とか水色に近いものがあり、なかなか選べない。サドルだけは明るい色なのだが、乗り心地を優先するため妥協した。赤なら簡単に揃うのだが、自転車界では赤の人多すぎて好かん。

明日はバーテープと最終清掃、注油。テスト走行が出来そうだ。昨日かなり落ち込んだが、喉元過ぎれば失敗忘れる。さて、ちゃんと走るかな?