昨日はライダーハウスと言うものに 初めて泊まらせて頂いた。志摩の付近は高いホテルしかなく、キャンプ場も電源付きは最低5600円。土曜日のせいか。
ここは2000円、破格と思ったので決めたのだが、
理由があった。ライダーハウスとはそもそも営利を目的でなく、今までのライダーへの恩に応えるために宿を提供しているものなのだそうだ。だから寝具の提供なし、食事なし、発つ時は掃除する。いきなり自転車のバッテリー充電を始めたら叱られた。断りも無しに電気を使ったら盗電だ｡勉強になりました。ご厚意で夕食も頂き、快適な夜を過ごさせて頂いた。もう15年やっていて、通算1000人以上が利用しているという。部屋の壁はライダーたちのメッセージで埋め尽くされ、もう書けなくなっている。感謝の気持ちで出発
オーナーからたまたま聞いたのだが、すぐ近くの安乗崎灯台は日本で登れる16の灯台の一つだという。全くうかつだった。登れる灯台制覇目標がまた一つクリアできるではないか。しかも17km先ではあるが、さらにもう一つ大王崎灯台もそうなのである。今日の行程は45km、寄り道しても行ける。ラッキー！早速安乗崎へ。2kmで到着。
ここは映画苦しみも悲しみも幾歳月の舞台となった場所で。ロケの写真も展示されていた。
続いて大王崎。例によって堤防上を行ってみるが、予想どおり途中で突然途切れた。良いのだ、灯台目指してＧＯ!
大王崎は有名らしく、土産物屋が多い。入り口で来年のカレンダー、登れる灯台16というのがあり、思わず購入してしまった。
休憩してカレンダーを確認した。
すると、何と言うことか、9月に行った青森県下北半島の尻屋崎灯台も登れるではないか！志摩った！全く意識していなかったのだ。登り忘れたのだ。たぶん強風と大雨だったので見学中止だったろうが。今となっては遅い。工事中で登れなかった鹿児島の岬と共に老後の楽しみに取っておこう。
寄り道してみあと47km。大きな目的を果たしたので、沿岸を通って遠回りする気持ちも失せて山中のバイパスで今日のキャンプ場へ。風呂付き電源付きで1800円。管理人は17時でいぬくなり、またボッチキャンフである。鹿がキョンキョンとうるさいが、熊のように人は襲わないので、うるさい！と鹿って追い払った。
