ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

またまた引っ越し6

いよいよ机上の物を一掃できる準備が整った。

その前に娘の使っていた机は子供用のため、若干高さが低めである。以前息子のライティングデスクを下取りした際に、奥行きが小さく(60㎝)、IKEAでわざわざ天板を購入して載せていたのを思い出し、1階の納戸から移動して載せてみた。幅120㎝、奥行70㎝、高さ75㎝と理想的な大きさである。

そしてついに念願だったモニタの壁への直付け、机上に何も置かない(置いてもすぐどかせる)環境へと邁進する。

机下にはデスクトップパソコンがあるので、座る位置は机の中心から20㎝左にずれる。その位置でモニタの左右、上下の取り付け位置を木切れを台にして試行錯誤、モニタの位置はどこが理想か検証してみる。

結論として俺の場合は、机の天板からモニタ画面の下端まで13㎝が見やすい高さとなった。左右はデスクに座る位置から余り左右にずれない位置で決める。

位置が決まったので、ウォールへのモニタの取り付けだ。今のPC用液晶モニタは、ISO規格で10㎝間隔のネジ穴が背面についているので、ウォールの裏からその穴に向かってボルト穴を空け、ねじ込めば完了なのだ。だが、経験的に精度よく(しかも水平に)ボルト穴が空けられるわけがない。

そこで、1×4材を介し、スライドできる金具を使って高さ調節が可能なようにする。

これでモニタ壁直付けの準備が整った。次にウォールの背面に隠す配線を行う。当初考えていたのは、ケーブルの直径以上であれば通せると思っていた。しかし、通そうとすると最大値は末端にあるプラグの大きさなのである。モニタで隠れる背面の配線穴は、結局HDMI3本、モニタ電源1本、キーボードのUSBケーブル、スピーカーの電源ケーブルなど6本が通る。25㎜の丸穴を空けなければならなくなった。

結果は以下の状態。


ブルーレイレコーダー2台とPCを一つのモニタで見るため、HDMI切り替え機を使うので、画像を出力する機器のHDMIケーブルは全て壁から出さねばならない。

もう一つは隣の部屋からきているネットと電話線、部屋の西側へ延長するACコードを机の下あたりに通すので、穴を空ける。

かくして、全てのケーブルが床面から浮き上がり、足元がスッキリした。

しかし、俺の考案したモニタ壁付け金具は、狭い隙間をボルト留めするため、非常に高度な取り付けテクニックを要する。ボルト4本取り付けるのに約1時間を要してしまった。

でも、見た目は非常に満足。あとはキーボードとマウスを使わない時モニタ下にしまう棚を取り付け、HDMIセレクタも棚に載せる。そうすると机上には何も置かない状態がキープ可能だ。

課題はスピーカーの位置。もう15年くらい使っていて音質も良いのだが、どうも景観的にしっくり来ない。TVスピーカーの様にモニタの下か上に細長いものを付けた方が良いか検討中である。