ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

またまた引っ越し4

部屋の西側の面は3枚の合板で埋め尽くすことができた。(家の傾きにより多少削った経緯はあるが)

若干模様が違うので違和感はあるが、経年変化で同色に近くなるであろう。10㎏位の板を模様でえり好みしていると、平積みにしている板から選ぶだけで大変なのだから。

東南側に手を付ける前に配線を考える。今ある機器だけで18個のコンセントが必要だ。板の裏側に配線を隠すにしても、表に出した線の分岐に配慮しなければならない。そこで隣接する机の脚に電源タップを直付けし、配線を目立たなくすることを目指す。

机は娘が残していった木製。ネジ等は容易に追加できるので、2×4材で台座を作り、天板の下の目立たないところにタップを配置する。

うっかりしていたのだが、鴨居の上に配置したDVDレコーダーの電源線とアンテナ線はエアコン穴から室内に入れるが、鴨居を横断しているメインの柱の前で線が露出してしまう。悩んだ末、鴨居を横断する方法を思い付いた。

昔の家屋はみなそうだったのか、又はこの中古住宅が実用的に考えたのかがわからないが、鴨居が全て丸太の丸い面を外側にして内側は平らに削ってある。柱との間に上部は三角断面の隙間があるので、その断面を削って大きくする事により、ケーブルが鴨居に隠れたまま柱の前を横断できる。

鴨居の外側を削るのは大変だった。ノミやドライバーなど、色々試したが、有効だったのは電動ドリル用の円盤やすり。溝にはめて溝幅を広げていった。

ようやくアンテナ線(地上波とBSの2本)とレコーダー用電源線を通す空間ができた。

ついに東南側のパネル貼りにかかる。配線が多々入り込むため、壁との間に空間を設ける。しかも配線直しが容易に行えるよう、ボルト留めにしたい。(西側のパネルはネジ釘で固定)

そこで4㎝ほど壁から浮かす配置に考えた。しかし東南角の柱は幅が2.5㎝ほどしかなく、重量のあるパネルを保持するにはあまりに細い。

そこで角部分には補助足を設け、パネルを支えられるよう考えた。余った1×4材の切れ端を組み合わせて作る。

4つの部品を角にネジ釘で配置し、パネルを固定するボルトで部品に取り付ける方式にした。ようやく配置方法にめどが立ったので、本日は終了。明日はついにパネルウォールの完成だ。

ところで、ここまでパネルウォールにこだわるのは、机上の空間をすっきりさせたいのが根底にあるのだ。モニタやキーボード、スピーカーや電話機など。机上から追い出したいのである。そこでパネルウォールだとライティングデスクのような圧迫感なしにそれらを配置できると考えたのだ。

出来上がりの精密な設計図は無いが、少しづつ備品を壁に移動させ、カッコよく作りたいと思っている。果たして完成形は?サグラダファミリアほどではないが、いつ完成するのだろうか?