ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

上野へチョイ乗り

をしてみた。

目的地は2つ。友人の展示がある上野都美術館と、御徒町自転車店だ。

片道約20㎞なので、俺のペースだと約2時間。まだまだ暑いが、その位なら耐えられえるだろう。

近所の埼玉県立樹林公園を横断する。緑が多く、老人の散歩には最適だ。俺も自転車に乗れないような齢になったら、ここを毎朝ゆっくり杖を突いて歩くようになるのだろう。

東武東上線沿いに東を目指す。ちなみに東上線の名前の由来は東京と上州(群馬)を繋ぐ線だと最近知った。東武の構想叶わず、埼玉県の寄居で止まったのだが。

成増付近は川越街道を行く。もちろん交通量が多いので、歩道を行くが、成増駅付近は歩道が狭く、また歩行者自転車も多いので気を遣う。下赤塚を過ぎるとお気に入りの旧川越街道に分岐、なぜなら東武練馬駅付近は一部一方通行になるので、車が少なくなるためだ。

東武練馬駅付近の商店街は活気がある。駅前にイオンが出来たのだが、それに負けずに頑張っているようだ。イオンは斜面に建っていて、その北は荒川の河岸段丘を降り、低くなっている。中学時代(約半世紀前)父の転勤の関係で1年だけ住んだことがある。東上線を横断して坂を降り、田んぼの中を英語塾に通った。帰りは真っ暗で、田んぼの中の屋台のおでん屋に寄るのが楽しみだった。もちろん今は住宅密集地ではあるが。

上板橋付近で旧街道は現街道に再び合流するので、また歩道をひた走るが、最近はCAB化(電線などの地下共同溝化)が進んで歩道幅が広くなり、走りやすい。もっともCABの点検口の蓋さえもスポーツサイクルには段差になり、避けたいところだ。

池袋駅に近づくと川越街道は山手線を陸橋で越える。ただ自動車だけだ。自転車歩行者は左に折れて別の橋を渡らなければならない。地方の大きな河川を渡る橋でも良くあることだ。自動車以外はどこへ行けば渡れるのか、全く表示がない。道交法は自動車を中心に事故防止だけを指示しているのだから仕方ないが、その他の交通機関の人はどうすれば良いのだろう。自治体がサポートするしかないのだろうが、地元のひとには自明でも、旅する他の人は右往左往である。

ちなみに軽車両通行禁止の標識に大八車が出ているのはいくら何でも時代錯誤ではないか。昭和30年代生まれの俺でも大八車は見たことがない。踏切のSL表記に関しても数十年かかって電車の形状に変わったと思うが、いつ変わるのだろうか。

大塚あたりから脇道に入り、根津を通って上野へ。根津谷中辺りは未だ風情のある建物が多い。上野からちょっと歩いてランチを愉しむ若者や外国人がわんさか。

東京都美術館に到着。いつもの銀ボール(ちゃんと作品名があるはずだが)に出迎えを受ける。

小学校の同級生が参加するグループ展。

今回は余り心に響く作品が多くなかったのだが、幾つか。

同級生の作品。彼女の作品はいつも目線が暖かく、心癒される。

美術鑑賞のあとは、B級グルメへ。

御徒町のスパゲティ専門店。普通盛りで400g。大盛りで500g、メガ盛りで600g。最大は1500gもある。年寄の俺は普通盛りに焼きチーズトッピング。

高級店のグルメよりこういう店が好きなんだよな。満腹後、e-bikeを購入した自転車店へ。

サドルの具合が悪く、調整したくても分解方法がわからなかった。修理を頼めるが預かりで1か月以上。そんなに待てないのでメカニックに分解方法を伝授してもらった。自分で修理しようと思うが、交換となれば純正部品は取り寄せで¥45,000だと!高機能部品だが、他社パーツならば半額程度。帰宅後まずは自己責任で修理することに。

御徒町からは湯島、後楽園、江戸川橋、早稲田を経て新目白通り経由で大泉へ。まあつまらん道なので省略。往復40㎞を10時に出て17時着。雲が多かったので意外と涼しい1日であった。