出した。
手塩に育てた娘が出ていくのは寂しい。心配なのは主人に可愛がってくれるかどうかだ。しかし、心配してもしょうがない。さんざん講釈を垂れたが、行く時はあっという間だ。
もちろん、実の娘の話ではなく、レストアしたクロスバイクの話。だが実の娘よりよほど手をかけているので、こんな気持ちになったまで。ところで、実の娘は嫁に行くのだろうか、不明である。
結納として、いやお礼としてビールを頂いた。暑い時期ビールの飲み比べができる。M君、ありがとう。もちろん大特価の車両代は頂いたが。
さてそろそろ旅に出るとして、家をできるだけ片付けることにする。2階と1階の掃除、ゴミ出しと思ったら、息子の車から大量のペットボトルが放置されていた。ラベルをはがし、洗って分別。26本である。ラリーカーなので後席分は空なのだが、にしても車内生活者のようだ。
気を取り直し、旅の装備を確認する。自転車のバッグに入れる荷物を並べてみた。
体重計でおおよその重さを測ってゆく。（単位はkg）
予備バッテリー 3.0
輪行キャスター 1.6
輪行小物 0.6
充電器 0.9
テント 1.0
折り畳み椅子0.9
バーナー、鍋、燃料 0.8
食器、薬、衣類 0.8
寝袋 0.6
雨具 0.5
テントマット 0.5
計11.2㎏
プラス自転車に着けるフロントバッグ、サイドバッグが2㎏
13.2+21.2＝34.4㎏が車両総重量。それに体重81㎏を加えると115.4kg
ヤマハのモーターさん、上り坂ではよろしくね。
フル装備のバランスは悪くない。もちろんリヤヘビーなことは確かだが。
あー、カギやモバイルバッテリー、スマホなどを重量に入れていなかった。だがここまで重くなれば1㎏や2㎏大差ない。
試してみなければならないのは輪行時キャスターで支える以外の荷物をどう運ぶかだ。
肩にぐっと食い込む12㎏の荷物、もう一つキャスターが欲しくなるが、自転車には積めない。どうしようか。
サイドバッグはショルダーベルトが付いているのでたすき掛けに２つ肩かけ。ふろんとばっぐは四角くて背負いにくいので、輪行バッグに詰め込む。テントが余ってしまうが、これも輪行バッグに無理やり詰め込むか。自転車はバラすとガタイはでかいが、中はスカスカなのである。ただ固定しないと総崩れ、袋の中で布袋状態。これが困る。やってみないとわからないので、明日試そう。
大人の休日クラブカードが来た。これで青森まで￥17kくらいが3割引。ルートが決まれば出発できる。宿やキャンプ場は予約していないが。
出発は7月25日くらいか。プラごみを出してから行きたいなぁ。
