ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

再びキャンプ準備と行程の確認

ソロキャンプに持っていく備品を眺めていたら、課題を思い出した。

輪行キャスター兼キャンプテーブルは即席で作ったので、余計な木材部分があることを思い出した。軽量化(と言っても10g位だが)と荷物のサイズダウンを目指し、修正を施すことにする。

目指すはテーブル下段の一枚板に穴を開け、代わりに金属メッシュを張るというもの。軽量化を目指していたが、よく見ると携帯コンロの鍋支え部分と高さが同じ。と、いう事は板に穴を開け、コンロを下に置けば、テーブル下段でお湯が沸かせるという事だ。しかも足を支える細長い板を二枚で囲んでいるので、風の強いときに防風板になる。

懸念は金属メッシュがどの程度熱の影響を受けるかという事だ。食事を加熱中に板に熱が伝わり、テーブルが焼けては元の木阿弥。そこで加熱テストを試みる。

キッチンタイマーと料理用温度計を使い、時間経過による周辺の網の温度を測る。結果は良好。5分経っても網の周辺付近は27℃位。触れる熱さだ。これなら木材の枠にも影響が出ない。

網をニッパーで収まる大きさに切りそろえる。元々は使い捨て炭付きコンロのメッシュなので、大した強度はない。

天板に穴をロの字形に開けるのはちょっと苦労する。通常はドリルで四隅に穴を開け、そこから糸鋸で切り開くのだが、角の強度を保つため、四隅に25㎜の穴を開けてから木工やすりで鋸の入る分の溝を作り、そこからいつもの手引き鋸で切っていく。

木工やすりで穴を整形し、木ねじで網を留めてなんとかテーブル下段の五徳が完成。

ソロキャンプ用にはバーナーの炎が風で効率よく鍋に当たらなくなるのを防ぐため、その用途にステンレスなどの風防を売っているのだが、これは2方向限定で風よけにもなる。次回実践で効果を試そう。

畳んだ時の板の出っ張りも気になったので、ギリギリまで斜めに削り、収納スペースの節約を図る。

さらに横に穴を開け、透明アクリル板で蓋をして、炎の状態を見やすくし、かつ軽量化を図る案も検討したが、強度的に不安な部分もあり、今回は見送った。

紀伊半島関連の宿予約は完了。一番苦労したのが週末にかかる鳥羽付近の宿。安いキャンプ場はあるのだが、ルートから10㎞ほど外れ、また引き返さなければならない。

そこで役に立ったのが、ソロツーリングの強い味方、TouringMappleだ。

バイク用だが地図上にあるコメントが秀逸である。これでライダーハウスを見つけ、電話で予約完了。他もBookingComなどを活用し、安い宿を見つけた。行程は以下の通り。

旅費は往復新幹線を含め、宿泊代込みで¥4万強。別にコストダウンだけが目的ではないが、キャンプ3泊を含め、味のある旅が楽しめるだろう。

ただし、1点ミスをした。最終日より1日前、輝北町から紀伊勝浦までの距離測定にはGoogle Mapを使ったのだが、70km楽勝と思っていたら、これは車で高速を使った場合の距離。自転車は高速を走れないので一般道を通るルートを検索すると、大幅遠回りで96kmもある。

一部山沿いを通れば10㎞短縮できるのだが、歩道のない長いトンネルを抜けねばならない。腹を決めた。最終日はゲストハウス着なので、キャンプ場の様に夕方5時につかねばならぬという制限が無い。夜遅くまで頑張ってたどり着くか、どうしても気力体力が持たねば、手前の新宮などで自転車を分解し、電車で行くというのもアリと判断。

新宮はあまりいい宿が無いし、次回スタートするにも不適正な距離だが、それは次回の課題として東北の際も一駅のために苦労したので、来年また考えよう。ともかく6泊7日、行きますぜえ。