職場の忘年会に呼んでいただいた。
この年になると関係も狭くなり（元々広い方ではないが）呼ばれることも少なくなるのだが、幸運にも招待され、中華料理店で宴会。この仕事はリレー方式で１対１で介護するので、共同で仕事する機会が少ない。貴重な機会であった。主催者の家族３名以外に4名集まった仕事仲間はそれぞれ違う事情で今の仕事に関わり、環境も出身もバラバラである。中に俺の旧姓と同じ人がいて、聞くと同じ熊本県の出身だという。ルーツをたどっていくとひょっとして遠い親戚かも。偶然だ。
本格的な中華料理は素晴らしく、メニューを見ると４桁の料理ばかり、普段はファミレスの朝定食でも豪華な部類に入る俺には恐れ多い店だ。男どもは喫煙所で少し話したが、音楽関係だそうだ。一人は沖縄に行ってみたいと言っていたが、ぜひ行ってみると良い。ただし行ったら帰ってこないんじゃないか十、と心配だ。会場の隣に大きなビルがある。息子が務めていたケーブルテレビの本社だ。家から近いのでここへの転勤を希望していた。願いはかなわず調布まで２時間近くを通勤していた。今更だが、ここだったら通勤で体力を使わず、体を壊すこともなかったような気がする。
十分酔わせていただいて帰路に就く。
翌日は引っ越しの続き、デスクトップパソコンを机上に置くとスペースが狭いので、部屋の既存の棚をあちこち移動してパソコンを机上から追い出し、ゆったりとした机上になった。
隣に金属製の棚を置き、ファンヒーターやごみ箱、書類などを配置、スペースが広くなった。元あった中身は他の部屋へとりあえず追い出し、片づけはまだである。
青年になるまで１２回の引っ越しを体験したが、官舎や団地を移動するため、常に荷物は衣類を覗けば段ボール２箱くらいに収めていた。だから小さいころからの思い出の品というのは非常に少ない。だがここへ移って約35年、物はたまっていくものだ。歴史と言えば聞こえはいいが、要らんものが積み重なっていく。毎年取っていた年賀状など、もう処分するべきだろう。もう少し身軽になるべきだ。
かといって自転車、大工道具、木材や金属材料などは、まだまだ捨てられないな。俺が死んだらごみ処理は大変だろうが、戸建てだから放置の余地はある。マンションだったらとっくに処分していたろう。
今日はホットプレートで一人焼肉。半額に値下げしていた豚ロースと嫁が残していったかぼちゃが旨い。
今後は忘年会が２回、バイトが多数。
でも大掃除は５月予定。息子の部屋の始末は少しづつ。年始の準備をしなくて良い（忌中）のでゆったり正月を迎えられそうだ。
