ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

冷暖房ワゴンの完成

足掛け5日を要したワゴン(構想からだと10日位)が、ようやく終盤。

ニスを二度塗りし、より茶色が濃くなるようにした。で、組み立てである。

キャスター部の切り欠きは強度を考え、斜めに切るが、これが意外と手間なのだ。

電動ジグソーを使う手もあるが、電動で軽く進むため、思うように切るのは却って難しい。大きめのドリルで穴を複数開け、穴をつないでいく手もあるが、穴同士の段差を削っていくのも手間である。結局、簡単な斜め切りなら、糸鋸が最も簡単だ。¥680で新規購入。

各部材は皆中古なので、反っていたり、傷がついていたりする。完成時に目立たなくするため、傷などが見えない方向に向けて組み立て部材の接合方向を考える。

各接合部に記号を記入し、間違わないように組む。

接合するのは全て1×4材で幅と厚みが同じ。という事は下穴の空ける位置も同じの物が多い。今までいちいち材料に物差しで記入してから穴開けしていたが、これも木切れでガイドを作ったため、木材の端に当てるだけで複数の材料の同じ位置に空けることができるようになった。

最初の長物である、支柱に相当する部分の部材は直角を重視して組みたいので、直角クランプを使う。

2か所くらい直角ができれば、あとは寸法で同じにしていくことができる。

ようやく完成形が見えてきた。正面上部の左右は繋いでいないので、木材のねじれその他によって、後ろ側より5㎜短いが、実用に支障ないのでそのままだ。見た目には差は解らない。マジックインキで記入した部材記号が見えてしまったのはご愛嬌。

天板を白木で接合しても良いのだが、見た目重視の部屋なので、着色する。机の天板に合わせてグレーを選択。

スポンジ刷毛と言うのが普通の刷毛より安かったので、買ってみたが、意外と均一に塗れる。近所にホームセンターが2か所あるため、時々意外な商品に出会う。スポンジ刷毛もその一つだった。

天板の右側は固定せず、左側を蝶番で接合。ファンヒーターの石油タンクを取り出す時は、スイングして開けられるようにした。

完成直後がこちら、周りの大工道具や材料が雑然としているが、一息つく。

道具や材料を別部屋に片づけ、すっきりした状態になった。ついでに毎日使うウエストバッグを掛けるフックを付けた。ウエストバッグは形が独特なので、つい床に置きがちだったのだが、定位置を得て心の安定も得た。

余りにスッキリしすぎたので、美術展で購入したポストカード、マチスミュシャを額に入れて飾ろうか。外国人のように、家族の写真も飾るか。それならちょっと寂しいが、長男も入っている家族写真にするかも。