ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

補修と片付け

テントの搭載状況は以下の通り、全長が長い分後ろに伸びた。だが重量はむしろわずかに減った。ポールの折り畳み数が少なくなった分パッキングで長くなるのは仕方ない。

大阪で歩道の車止めにぶつけて壊したサイドバッグ取付金具の補修を試みる。5月下旬には補修部品が入荷する予定だが、それまでに出発するかも知れないので。

まずはサイドバッグに直付けされている取付金具を分離する。ヨーロッパ各国の工業製品は六角穴でなく、トルクスと言う星形のネジが多い。プジョーの内装を外す時に、全てトルクスだったので、その工具を購入した。それ以外の工具では外せない。

硬質プラスチック製アーチの一番細い部分から割れているし、キャリアにロックする可動部分があったりして補強する部分が少ない。

なかなか可動部分を除いて接着するのは難しい。あれこれ手持ちの材料から補修に使えそうな物を選び、再建方法を考える。

適当な直径のパイプがあったので、これをキャリアと接する内側にあてがい、外側は針金で縛りつける方法とする。

パイプを半分切り欠き、外側へ折り曲げて自転車の加減速の際に前後に外れないようにする。

次に針金を引っかける場所の溝を金具に彫り、ギュウギュウに縛る。何とか元通りの位置に固定できた。

これで一応は持つかと思われる。しかし重い荷物が振動し、力のかかる部分なので、針金が金属疲労で切れる可能性は否定できない。今度行く時は、緊急用に針金の予備を持っていき、切れたらグルグル巻きにしてしのごう。

金属、家電の無料引き取り業者のチラシが入っていたので、息子の金属製品を廃棄するため、食卓に並べてみた。こんなにたくさんの物を自分の6畳部屋に入れていたなら、狭いはずだ。

アルミホイールが4つ、カムシャフトやサスペンションアームなど、金属買取業者が喜びそうなものが多数。オークションで出品する手もあるが、どれも重く大きく、売れたとしても配送が面倒だ。タダでもいいから、早く処分したい。

彼岸だったが、風が強かったり雨が降っていたりで、墓参りに行く気がしない。嫁の教えで息子の好物、グミとムーンライトクッキーを供えて、柄にもなく花(センスないなあと自分でも思う寂しいもの)を活け、仏壇で祈りを捧げる。

戒名は「広運信士」。運転が大好き(性格は豹変するが)だったので、名前の1字と「運」の字を入れた。父と息子の会話は車の事ばかり。1960年代の車も博識で、あの時代のあの車は良かったねえ、とよく言っていた。俺がプジョー208からソリオに乗り換えると、サス変えようよ、と盛んに進言していた。

彼の所有車が売れたので、頭金は出来たし、車も好きなのだが、よく考えると葬式の借金も返済途中、車を使う時ってグループキャンプに行く時か、大きな買い物をするときくらい。だったら年多くて2回のキャンプ時はレンタカーで十分だし、ホームセンターで大きな木材を買う時は軽トラが借りられる。近所の買い物や通勤は自転車で十分。1年くらいは冷静に様子を見ようと思う。