ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

20日目 錦江から垂水

佐多岬から車へ戻るには朝8時のバスに乗らなければならない。乗り遅れると10時40分迄バスがない。

緊張して4時半に目が冷めた。明るくなるのを待たずテントをたたみ、出発の準備をする。6時ころふと気づいた。今日は快晴、しかも半島先端。太平洋から朝日が登るのはこの旅行で今日しかない。急いで自転車を飛ばし、海の見えるところまで走る。

間に合った。太平洋からの朝日、大分宮崎と曇、雨が続き今日が最初で最後である。

もう、見せたかったが道の駅WiFi、モバイルルータも写真を送れない。こんな有様で田舎でリモートワークなんてできるのかい?写真はまたの機会に。

首尾よくバスに乗り錦江までもどり車を佐多岬へ。今頃気づいたが、輪行袋を持っていけばバスに自転車を載せて車に帰り、つぎの地点へ出発できたのに。3時間のロス。また同じ道を車で帰るのが癪なので、半島の真ん中を走る山道の県道で帰ることにする。これが意外といい道。山と山のつなぎ目は確かにクネクネ高低差があるのだが、その間はのどかな田園地帯が続く。交通量も海岸線沿いより圧倒的に少ない。考えてみればこれだけの大きな半島。平らな箇所は昔から開梱されていて、ただ国道を作るのには主要な港を連絡する海沿いが適していただけなのかも。農業を営む村人にとっては、交通網など近所だけあればよいとしたのか。今は県道が整備され、快適な尾根道となっている。(商店は殆どないが。)

再び一昨日のスタート地点に戻ったが、北(桜島方面)に進んだ場合、戻ってくるバス路線があるか心配。車でバス停を下見して、16時40分にスタート地点のバス停に戻れる事がわかった。次の宿泊地道の駅たるみずはまびらからバスに乗って戻ることにすると、19kmくらいしかない。まあいいや、明日は桜島だし、余裕を持とう。

自転車で進んでいくと、小さな半島に隠れていたのでわからなかったが、桜島は近くにあった。今日の宿泊地たるみずに自転車を置き、もう5km先の道の駅にある日帰り温泉に行った。夕日と桜島を目前に眺めながら風呂に入る。最高!風呂から上がるとちょうど桜島の稜線に日が沈むところであった。(ここでナイスショットの写真が入る)

1日で佐多岬からの朝日、桜島の夕日が見られたことになる。

桜島、近くで見るとデカい。一周しようと思ったが、まわりきれない危険性がある。レンタルバイクのガイドには、8時間とある。諦めて一旦垂水港から桜島港まで走り、バスで戻って車で島を一周。フェリーで鹿児島市へ向かうことにする。

ここらへんは売地の看板が目立つ。目の前が鹿児島市なのに湾を回っていくと通勤圏の距離ではないのだろう。温泉付き12,000平方メートルの原野があったが、おひとついかがですか?

垂水Wi-Fi悪すぎ!

送信中に全部消えた!


とりあえず佐多岬での太平洋からの日の出。f:id:ushi4026:20220405085946j:image
そして桜島へ沈む夕日
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これだけで充分満足な日。