PCR検査の結果は朝9時に来た。陰性。
小さい時から思っているが、日本人の感覚からすると陰性と陽性という言葉と実際の内容は逆ではないか。陰が悪で、陽が良であろう。そんなことを言うとまた山陰の人から苦情が出そうだが。一時期「障害者」と書くのが差別と見なされ、「障がい者」と表現していた役所が多くあった。それは行きすぎだと思うし、そういう言葉だけを気にすることこそ差別だと思う。
息子は高熱が続き、喉が腫れてまともにしゃべることが困難だ。電話で診察を受け、薬が配送されるそうである。コロナ重症者に比べればまだましということで、入院には至らない。万が一夜中に重症化しても部屋が離れているので、怖いが近くで寝るわけにもいかない。せいぜい食事のサポートぐらいである。
佐川でーすの声にすわ薬かと思ったら、先日頼んでいた自転車の部品だった。
後ろ最大３４枚のギヤ、ケーブルガイドである。
３２枚と３４枚は2枚しか違わないので、見た目もほとんど変わらない。だが１：１のギヤ比は心理的に違う、はず。結局最後は押して上がる羽目になるが。
左が今回の新品。右は古ぼけて見えるが、グレードは上、2000円ほど高く、80gくらい軽い。自転車の部品は軽いほど珍重され、10ｇ軽くするために１万円を費やしたりする。空気抵抗も開発競争で、自動車レース並みに風洞実験して、４０ｋｍ走って１分違うと自慢していたりする。自動車と違ってプロの最高モデルとほぼ同等のものが２００万円位で手に入るものだから、安いと感じる人も中にはいる。趣味の世界はどこも異常だ。俺は異常までは行っていないつもり。
ケーブルガイドは同じ型番なのに材質がグレーから透明になっていた。おかげで床に落としたときに一時期行方不明に。
こんな小さい部品なくすわけないのになあと思いながら再セット。矢印部分を穴に押し込み、パチン。終わり。
後ろギヤは前回分解清掃したので、あっという間に終わる。あれ、部品が一つ余った。これは何？シマノのマニュアルをダウンロードすると、一番内側につけるスペーサーだった。型番によりあったりなかったりする。全部外して組みなおし。
喉がいかれている息子のためにざるそば。
薬まあだかなぁ。
