ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

WABASH輸送計画その3

いよいよ輪行袋とキャスター台を接続する設定に取り掛かる。

以前ロードレーサーにキャスターを取り付ける試みでは、キャスターだけを輪行袋の外に出していたため、袋がたるんで地面に引っかかる、また、キャスターを2輪、後輪だけにセットし、しかも横向きの回転しないキャスターだったため、引きずっても方向が変えられず、うまい運び方ができなかった。

今回は4輪、輪行袋の外にキャスター台を接続、キャスターも横方向に回転できるものを選んだ。問題は輪行袋との接続のボルトを通す穴である。

輪行袋の生地がほつれないよう、位置合わせをしてからネットで購入したポンチで穴を空ける。

昔購入したテントの補修シート、百均で買った本革端切れ、プラスチック用接着剤で穴を補強する。

というわけで、見事輪行袋の下にキャスターを設置することが可能になった。

これでエレベーターのある駅はほぼ重さを感じることなく、列車に乗り込める。

宿を使って輪行する場合を想定して、必要な機材を積み込み、走行状態にしてみる。

輪行キャスターなど輪行用品一式と、着替え、雨具などを入れて後部のパニアバッグにほぼ収まった。工具やパンク修理用品は今までボトル形状のバッグに入れていたが、北海道の自販機もない道を走る予定なので、ボトルケージは2個分空けておく。工具とモバイルバッテリーはトップチューブバッグに入れ、スマホの電池残量が少なくなったらケーブルを伸ばしてハンドル上のスマホに充電する。

走ってみると、やはり後輪荷重が大きくなり、後輪の空気圧は高めにしないといけないようだ。でも電気の力は偉大。7㎏程度の重量増はものともしない。ギヤを1段落とせば普通に走る。それでも平地の多少のアップダウンならばトップから4段目くらいで要は足りる。リヤ11段あるので、よほどの坂でない限り半数は使わなくても登れる。ただし、10㎞程度走ってみたところオートアシストで今までより1割ほど電費が悪い。仕方ないところだろう。

今後は輪行に加え、キャンプ仕様にした場合を試す予定である。そうなると装備にはテント、寝袋、寝袋マット、椅子、テーブル、バーナーに食器、燃料などを積まなければならない。走行時の装備の配置は想像がついているが、問題は輪行した時の自転車以外の装備をいかにまとめて担ぐかという点だ。パニアバッグにまとめて縛り付け、肩から下げる方式で臨むが、果たして駅構内を歩ける仕様になるかは予断を許さない。

輪行とは関係ないが、WABASHで気に入らなかった点があったので、改造。

世の電動自転車とは違い、ヘッドライトは手動で点灯しなければならない。昼間のちょっとした高架下を走る際に点灯させたいのだが、明るいところだと点灯しているかどうか確認するのが難しい。そこで、ペットボトルの胴体を切り抜き、黄色いビニールテープで反射させ、点灯がわかるようにした。

また、点灯スイッチが電源スイッチの隣にあり、走行中スイッチを注視しないとわからない。手探りでも点灯スイッチがわかるようにゴムのドアストッパのギザギザ部分を切り取り、両面テープで張り付けた。これで手探りでも一発でわかる。

あとはYAMAHAロゴマークに一味加えたい。これはできてからのお楽しみ。