ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

まず食卓を

片づけねば進まない。サドルピラーの固着をはがす作業だ。

フレームにひびが入ったり曲がったりしたら大損害なので、できるだけ大きな作業台を用意する。うちでは1階の食卓しかない。

食卓上には息子の食い荒らしたカップ麺、使ったコップが4つ、開封した後の請求書やクレジットカード、睡眠薬や肌のケアの薬などで山脈を築いている。それらを付近の段ボールに分類してぶち込み、電源の入りっぱなしのノートpcを片付ける。ついでに鴨居に5着くらいぶら下がっていた息子の冬着、スーツなどを2階の息子の部屋にぶち込む。夕食後の食器くらいは流しまでもっていく約束だが、それも3回に1回ぐらい。食費も払わない、住民税も携帯代衛星放送代も親もち、洗濯も掃除も一回もしていない。18の高校生なら親の義務かもしれないが、もう30近い。金は苦しいのは知っているが、同居人として何か役割を担いたいという気持ちがない。今日は久しぶりにブチ切れた。

食卓が綺麗になったので、フレームを固定してサドルピラーの回転を試みる。

できるだけ潤滑剤を塗布するため、クランクを分解し、下側から潤滑剤をスプレーする。小さい穴が空いているだけなので、目一杯スプレーする。サドル側から潤滑剤がポタポタ垂れるくらい。

食卓にフレームを固定し、ピラーに鉄製の角材(自動車用のルーフキャリアの骨組み)をねじ止め、てこの原理で回転させる。

結果は?角材を留めているボルトが曲がっただけ。

ピラーは固着したままで1mmも回転しなかった。今回はあきらめる。

旅の準備が控えている中で、もしフレームが曲がったりヒビが入ったりしたら、お釈迦である。今度自転車を買い替える時までそっとしておこう。もしどうしても今のフレームを使いたいなら、その時はピラーを切断し、縦に切れ目を入れて破壊覚悟で工事してみよう。今の時点で定価18万円のフレームを破壊するのはあまりにもったいない。

というわけで原状復元。再度締めたネジ類はすべてグリースを良く塗って、固着しないよう配慮。

居間は共同の空間である。息子の3つ目の部屋ではない。(今は寝室として嫁の部屋と自分の部屋を状況に応じて2室使い、TV,PCは1階の居間を独占)持ち主の俺が6畳1間で食事から何から全て生活し、他の部屋も掃除するのはおかしいので、共同の空間として自転車を置かせてもらうことにした。今後机の上が山脈になるなら、容赦なく排除、清掃することにする。