楽し。
新宿で再び彼女と二次会。余計な男もいるが。
新宿駅を地上に出るとちょうど大粒の雨が。傘がないが喫煙所を探して徘徊する。なかなか濡れて気持ち良い。
彼女が遅れるというので、男二人で先にバーへ。ウイスキーの種類は少なかったが、美味しいロックを3杯。これが後にボディーブローとして効いてくるが、その時は気づかない。
8時過ぎようやく彼女登場。可愛いなぁ。賢くて仕事ができて、人に優しい。俺は賢い女に弱い。しかも自分を大切にする。将来を考えている自分のビジョンがある。残念ながらそういう女はこちらには向いてくれないのだ。人妻なのが難点。俺も考えると人夫なのだが。
色々話そうと思っていたのに、どうも記憶が飛んでいる。また寝たのか?もったいない、誘惑しようと計画していた肝心な時に。
気づいたらお開きになっていた。自分は覚えていないが、別れ際写真を撮ったらしい。
この色男!花を贈ってやがる。でも飲み代払うの忘れた。許そう。時間は11時40分頃。そこからまた記憶が飛ぶ。
池袋に向かうはずが、放送で起こされた。「終点大崎です。」え、どうして南に向かったの?急いで山手線に乗り込み、池袋を目指すが西武線終電アウト。
カラオケに泊まるのも良いが、早朝起こされるのもやだなあと池袋西口を歩いていると、電動キックボードの一団が過ぎ去る。あれいいなと思い、レンタルステーションを探すが、酔っていて検索できない。じゃあレンタサイクルだ。コンビニとかにあるだろうと、要町通りを歩き始めたが、見つからない。
相当歩いて大通りで休んだが、よく見ると環七まで来ていた。
時計を見ると3時半。9kmほど歩き、いい加減疲れた。本気でレンタサイクルを探すとマンションの駐輪場にひっそりと係留されていた。俺の近所のような田舎とは違って都心ではコンビニとかに駐車場がなく、すでにスペースがあるマンションの駐輪場なのねと学習。早速登録して12時間借りることにする。
電動タウンサイクルは快適。タイヤが太く、アシストも効いて歩道の段差も楽々乗り越える。川越街道を11km走ったが1時間弱だった。¥1800。タクシーの1/10料金。
帰宅し大谷君の録画を見て、就寝したのが朝5時。目覚めたら11時だった。近くのスーパーの駐輪場に返却。助かりました。あえて言うとタウンサイクル特有のハンドルの切れが鋭いのが難点。でもこれでスポーツ自転車の仕様だったら中毒になりそう。登り坂が嫌いなサイクリストとしては麻薬である。
お酒は二十歳から、電動アシストは70歳からとあきらめる。都内徘徊もまた楽し。