ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

WABASH輸送計画

リチウムイオン電池の容量が大きいため航空輪行ができないWABASHだが、陸送なら送れるので、北海道旅行では別途陸送し、現地で受け取り、帰りは又陸送を頼むことでクリアすることとした。

そのための陸送用収納箱をゲットし、実際に収納して問題がないか確認してみる。

一般のロードバイクと違い、ホイールベースは長く、タイヤも旅用で太いものが付いている。入れてみて問題発覚。

ペダルが箱からはみ出すのである。後ろ変速機も段ボールケースギリギリで、輸送中に破損する可能性が高い。

そこはそれ、対策を練ってきた。ペダルに関しては脱着が手で可能なものが販売されているので、それに交換。幅はクリアできた。

後変速機に関しては、外すしか手はないが、変速ケーブルが繋がっているので、単に取り外すと箱の中でブラブラしてしまい、車体を傷つける。そこで関西のショップWサイクルが販売している航空機輪行用変速機ケースの出番。チェーンをつないだまま、また変速ケーブルそのままに車体から外した変速機を遊ばないよう固定するケースがあるのだ。

変速機をケースで包み、スリットから出るチェーンを始末して、初めて輸送箱に収まった。

あとは高さの問題、前ギヤが若干飛び出るため、箱に納める際にはあらかじめサドルの高さを下げないといけない。


WABASHはハンドルにあるレバーでサドル高さを調節できるシートピラーを採用しているので、低めにセットしておけばなんとか入りそうだ。

この箱は広げると巨大。

しかし一緒に送る「箱を輸送する箱」に入れてしまえば、自転車を取り出した後は走行中に次の宿まで宅配便で送れる大きさに畳むことができるので、出発時に終着予定の宿まで送っておけば、帰りは東京まで再び陸送できる。遠隔地で現地を走り回った後、東京まで飛行機を使って空身で帰ることが可能だ。

まあ東京ー北海道間だと片道¥6600かかるし、箱を移動するのにも北海道内で¥1500近くかかるが、新幹線で重いe-bikeを抱えて東京北海道間を移動することを考えたら安いものだ。人間だけは先に1時間半程で行けるし。

通常の輸送や輪行作業に比べて分解組み立てに多少の手間が加わるが、これでe-bikeであっても長距離の移動にめどがついたと言える。あとは北海道で実践する前に秩父辺りでテスト走行をやっておきたい。うまく行けば北海道別送と輪行、その後は福島ー千葉で輪行&キャンプを予定している。そこの経験で装備もこなれてくるだろうし、7月には中国地方、又は山陽地方に遠征できるだろう。