高校時代の友人が近所にたまたま住んでいるので、嫁の送ってきたアスパラを届ける。
なぜアスパラなのかどうも理解に苦しむ。厚岸のカキだとか北海道のジャガイモなどではないし、もっと名産はあると思うのだが、嫁の行動は元々予測不能なので、仕方ない。
俺だって在職中の５年前にはまさか自転車で日本沿岸一周など考えるとは予測もできなかった。せいぜい定年後の生活が停滞し、ボケるのを恐れて自転車店で働く夢を見ていた程度である。ただ、バカな目標（ただし実現も不可能ではない）を設定したおかげで、日々準備をするために充実した日々を送れる。日々の目標を設定することもだいじだが、それ以上にある程度長期の目標は大事なのではないか、６０代はまだまだ目標設定できるし、体が動かなくなってもネットの力を借りればまだまだやりたいことは見つかるのではないだろうか。
アスパラを渡す場所はなぜか保谷の料理店。肉が旨そうてついサーロインステーキを注文。でも￥２kで２品。なかなかだ。
友人の嫁はうかつにも電動３輪車で参加。保谷は友人の石神井から行くと道が狭く、自転車はかなり危険だ。帰り道を試走していたので案内を買って出る。白子川という練馬区を横断する川沿いに自転車歩行者しか通れない道を案内した。ただし、車止めが幅狭く、彼女の三輪車は幅ギリギリ。自転車仮免中の彼女にはつらい通路だった。
それでも白子川沿いに関越自動車道の大泉インターまで到着。再びサイクリングの約束をして別れた。ここでは書かないが数々の困難にもめげず明るく前向きな彼女と一緒にいるとこちらも力を貰ってしまう。またね。
帰宅後クロスバイクの整備に戻る。全体に埃でかなりみすぼらしくなっているので、商品的には見栄えがしない。
車輪はメンテナンスしたが、ケーブルのグリスアップやボディの汚れ落としなど、課題山積みである。部品を全部外し、フレームのみにしてから清掃、グリスアップすることにした。
元々自分でパーツを買い足し組んでいったものなので、分解はわけなかった。しかしヘッドパーツは別。元々の中古屋さんで買った時からヘッドは分解していなかった。なんとヘッドのベアリングが露出できないのである。
ネットなどによると、本来ベアリングを押さえているパーツは固着しやすく、そこをたたいて分離すればグリスアップ可能なはずだが、このフレームのヘッドは特殊形状をしていて、パーツが露出していない。困り果て、潤滑剤を投入し一晩おくことにした。さて、明日はこのパーツ抜けるのか、いまいち不安。
