ushi4026’s blog

旅と自転車、工作を愛する高齢者。あくまで私見ですが。

ちょっと工作

に走る。

東北キャンプツアーをやってみて気になったのが、キャンプ用テーブルがないこと。折り畳み椅子は今回初めて持って行ってとても快適だったのだが、草地や不整地のキャンプ場では食器を置くスペースが椅子のそばに欲しい。

今回は珍しいことにキャンプ場の炊事場に机と椅子があったため、炊事をしながら座ることができ、テーブルもあったため、事なきを得た。通常キャンプ場の炊事場は薪用のコンロと洗い場しかないので、今後は期待できない。

キャンプ用の折り畳みテーブルを購入することを検討したが、携帯用の小さなテーブルは20㎝ほどしか高さがなく、椅子からよっこいしょと体を起こして食器を持ち上げなければならない。それなら地面に置くのと大して変わらない。

待てよ、輪行キャスターは輪行時以外は無用の長物。しかし幅も長さもある。これを輪行時以外はテーブルにできないかと考え始める。

三日ほどラフスケッチなど書きながらあれこれ試してみるが、鳥居型のキャスター部品をどうやって立体化して安定させるかが難しい。ようやく2日かけて構想がまとまり、あとは作りこみながら修正していくいつもの工程。

固定したテーブルを作るなら設計は早いのだが、キャスターとしての機能が損なわれては本末転倒だし、バッグに畳んで入れた時に邪魔にならないようスペースをできるだけ食わないようまとめたいし、テーブルとして組み立てる時にできるだけネジ止め作業などはしたくない。これを両立(三立?)させるために決定したのがこの形。トランスフォーマーの変身後の姿だ。

キャスターフレームを一枚板で囲み、フレームを斜めに立たせるため、細長い板で姿勢を保持する。高さは約43cmとソロ用のキャンプテーブルの倍の高さはある。地面に接する部分はアルミのL字アングルなので、テントのペグの様に地面に刺さって安定する。

組み立てはキャスターフレームに板を差し込み、蝶番で板を回転させ、フレームが台形に立つよう固定する。

畳んでバッグに入れる時は、キャスターフレームの中に板を納め、蝶番を反転させ小さく収める。

これでバッグの中に納まる大きさになった。

もちろん、輪行キャスターとしての機能は今までと同じ、フレーム同士を結合してサドルとリアエンドをネジ止めすることで押し歩き可能。

自分でも組み立ての際に接合箇所が分からなくなるので、記号を記述(BはBAGに入れる際、Tはテーブルとして使う)、同じ記号番号の個所を接合する。

工作が一息つき、ストレスが減少したので、宿題の写真編集に戻ることにする。これはPC上でできるが、コツコツ作業であまり進まない。DIYまたはアウトドアの方がいいなぁ。