低気圧も去り、青空が広がる。
電源付きキャンプサイトとしては￥2200で割りと安い。もっとも電源なしでは￥1700と高めだが。むつ市中心部から８kmくらいなので、使いやすい。今日は大湊駅まで走り、電車で帰宅のみ。低気圧が１日遅かったらなあ。
大風雨の直後のせいか、蚊も少なく、テント外にいてもほとんどさされなかった。むしろ２日前の刺しあとがまだ痒い。
朝食、撤収して８時に出発。大湊駅まではほぼ下り、45分で着いた。だがダイヤを事前に確認していたにも関わらず、発射が10時22分なのに9時22分と勘違いして大慌てで自転車を分解する。間に合ったと思って改札に行くと改札に誰もいない。
まあいいやと荷物を電車に゙積み込み、発車ベルは鳴らないなと不審に思っていたら、駅員が来てまだ改札前ですので出てくださいと怒られた。
大湊駅は下北半島の終点。津軽鉄道が途中で復旧していないので、本州最北の駅である。駅からは恐山の頂上が見える。
頂上の白い建物が自衛隊のレーダードーム。近くに行くと3階建て位の巨大な建物だ。頂上付近は自衛隊の敷地で一般人も入れるが門番がいる。何か北の国の物々しさと感じる。竜飛岬先端の基地も含め、関東人には異国の脅威を感じさせる数少ない場所だ。
日米安保がどうこうと唱える輩は、年に数多い領空侵犯、領海侵犯をどうとらえるのか。戦争反対はそのとおり。そのためにも脆弱ではいけない。陸に攻め込まれなくとも経済水域の侵略は日本の水産業に大打撃である。
さて大湊線から直通青い森鉄道を経て八戸で乗り換え、新幹線に乗る。エレベーター最高！もちろん車椅子やベビーカー優先だから3回待つこともあるが、助かるのだ。
朝霞へは16時到着。次回こそ下北半島の内側と西側、野辺地からむつ、脇野沢を通って大間崎まで、来年走行すれば東北沿岸一周完了である。期待したい。
